鉄製フライパンの人気ブランド・ターク(turk)の「ピザモールド」をキャンプ用に購入!
ターク(turk)は、ドイツの鍛冶職人が創業した鉄製品のメーカーです。
タークのフライパンは使い勝手が良いと評判で、愛好者も多くいます。
今回筆者が購入したのは、そのターク(turk)社から発売されている「ピザモールド」。手頃なお値段、手頃なサイズで、ソロキャンプにピッタリ。
通常、鉄製品はシーズニング(ならし処理)が必要ですが、このピザモールドは食器用洗剤で洗って乾かすだけとお手入れも簡単で、鉄製なのに軽量とくれば、キャンパーなら一度は試してみたい商品です。
ターク(turk)の人気がある鉄製フライパン「クラシックフライパン」と「ピザモールド」の違い
そもそもターク(turk)にはどんなフライパンがあるのか、概要をここでご紹介します。
スタンダードな製品は取っ手付き鉄製フライパン
ターク(turk)の鉄製パンの中で、日本にも愛用者が多いのはハンドル(持ち手)が付いたクラシックシリーズ。
こちらは鉄の塊から鍛造する、つなぎ目のない一体型フライパンです。
ターク(turk)公式サイトでは「10年保証」がつくほど、耐久性にも自信のある製品です。
※参考:ターク(turk)公式サイト
ただし、それゆえお値段も高めです。
筆者が購入した「ピザモールド」とは
取っ手付きフライパンに対して、筆者が購入したターク(turk)ピザモールドは、本来ピザを焼くためのプロ仕様のもの。
つまり厳密にいえば、フライパンではありません…!
ただし、今回の記事で言及するキャンプ向きなメリットが多いことから、キャンプで使っている人も。ということで、筆者もこちらを購入。
また、前述の取っ手付きフライパン・クラシックよりも薄手&つくりも異なることから、お値段は低めです。
筆者が購入したのは、直径18cm、重量約200g、価格はAmazonで1,200円(購入時点)のものです。
ツルリとした表面で、縁取りがあります。

筆者撮影(直径18cmモデルを購入)
ピザモールドは複数のサイズ展開があるので、ご自分にあったものをチョイスしましょう。
鉄製フライパンの人気ブランド・ターク(turk)「ピザモールド」キャンプ向きなポイントを解説!

筆者撮影
キャンプに使えるフライパンが欲しいと、検索して目に留まったターク(turk)の「ピザモールド」。
筆者が「キャンプ向きだ!」と感じるのは、以下の点です。
【キャンプ向きポイント】
- 持ち手がないので食器類とスタッキングができる
- 鉄製なので直火でも使える
- 鉄製の割に重さ200gと軽量で持ち運び◎
ここからは、筆者が実際に使用してわかったことや注意点をご紹介します。
食器用洗剤で洗って乾かすだけの、簡単お手入れが魅力

筆者撮影(渇きも早い)
一般的に鉄製のフライパンや鋳物(スキレットなど)は、シーズニングと呼ばれる下処理が必要です。ゴシゴシ洗って、野菜クズを炒めて、オイルを塗って…と手間がかかります。
しかし、ターク(turk)ピザモールドは、使用前に食器用洗剤で洗って乾かすだけでOKと、同封されていた説明書に記載がありました。
しばらく使う予定がないときは、念のためオリーブオイルなどを内外側に塗っておけば腐食防止になります。
持ち手(ハンドル)はミニペンチがおすすめ!

筆者撮影
ターク(turk)ピザモールドは、フライパンのような持ち手がありません。
他の調理用品と合わせてスタッキングできる点は持ち運びや収納の面では魅力ですが、調理時は持ち手がないと不便ですよね。
筆者は、持ち手の代わりにミニペンチやマルチツールのペンチを使っています。
※正しピザモールドに傷がつく可能性はあるので、自己責任でお願いします。
マルチツールのおすすめは、こちら。

全長:11.4cm(収納時)、ナイフ刃渡:6.9cm
重さ:213g
機能:19(ニードルノーズプライヤー・レギュラープライヤー・154CM取替式ワイヤーカッター・154CM取替式ハードワイヤーカッター・420HC直刃波刃コンボナイフ・ノコギリ・ハンマー・救難ホイッスル・ファイヤースターター (フェロセリウム棒)・1/4” 六角ビットドライバー・ラージビットドライバー・ボックスレンチ 2種 (1/4”, 3/16”)・カラビナ・ダイヤモンドコーティングシャープナー・紐通し穴付きキリ・栓抜...
レザーマンのマルチツールはスタイリッシュで、キャンパーにも人気のブランドです。
食パンがピッタリ入るサイズがおすすめ

筆者撮影
ターク(turk)ピザモールドは、直径サイズが選べます。
筆者の購入したのは直径18cmで、食パンがピッタリ入るサイズ。
ちなみに、フレンチトーストを作る場合でも、液漏れしないだけの深さがあります。
メスティンやソロクッカーは食パンが入らないサイズだし、パンのためにホットサンドクッカーを持って行くのも…というときに役立ちます。
先に目玉焼きやスクランブルエッグ、ウインナーなどを焼いておき、最後にたっぷりのバターでトーストを焼けば、簡単に美味しい朝食ができますね。
また、ピザモールドの本分とも言える「ピザを作るとき」は、キャンプならピザモールドより大きいサイズのダッチオーブンと併用するか、そうでない場合はくっつきにくいホイルシートでフタをするとよいでしょう。
固形燃料でも調理できた! ただし火の距離は加減が必要

筆者撮影
筆者は100均の五徳と固形燃料を使っての調理も、試してみました。
しかし、固形燃料はピザモールドの真ん中に集中して火が当たるため、中心部が焦げました…。
火との距離が近く、火が強すぎたためか、目玉焼きは外側が焦げ、中央は半熟に。
固形燃料を熱源にする場合は、火加減の調節ができる状態、かつ全体に火が当たるよう調整しながらの使用をおすすめします。
また、クッキングシートを敷く、バターや油を多めに引くなどの工夫が必要ですね。