僕はキャンプ場に行くと昔から他の方のサイトが気になってしかたがありませんでした。特に気になってしまうのは、キャンプサイトのレイアウト。キャンプサイトの位置や使い方、テントとタープの配置や車とタープの位置関係など、レイアウトひとつでそのキャンプが快適にも不快にもなってしまいます。今回は、キャンプ歴40年のキャンプライターである僕が教える、『キャンプサイトのレイアウトとキャンプ場の選び方』についてお話したいと思います。

キャンプサイトのレイアウトはキャンプの楽しさを左右する!

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

キャンプに来て他のサイトが気になったことがある方は多いでしょう。「隣はどんな方なのかな~?」「どんな道具を使っているのかな~?」「どんなスタイルでキャンプされるのかな~?」

キャンパーの中にはベテランもビギナーもいて、すごいな~と思うサイトも、自分も昔はそうだったな~と懐かしく感じてしまうサイトもあり、キャンプスタイルは千差万別。見ていて飽きないですよね。

我が家は愛犬のボーダーコリーと一緒なので、キャンプ場で同じ犬を連れている方がいると話しかけて仲良くなることが多く、ちょっと声をかけ合ってキャンプ談義に花が咲くことも。そういうふれあいも、キャンプの醍醐味のひとつですよね。

キャンプでのレイアウトは、キャンプスタイルを表現するもののひとつ。今回はキャンプを快適に過ごすためのキャンプサイトの選び方とレイアウトのしかたについてご紹介していきます。

キャンプ初心者の方はこちらの記事もどうぞ!

【キャンプ場の選び方】快適に過ごすコツは「季節によってキャンプ場の場所を変えること」

画像: 【キャンプ場の選び方】快適に過ごすコツは「季節によってキャンプ場の場所を変えること」

川の近く、湖畔、林間、海の近くなど、キャンプ場にはいろんなロケーションがあり、それぞれ楽しみ方があります。

海水浴をしてキャンプ、湖でカヤックしながらキャンプ、魚釣りをしてキャンプ、木陰でキャンプ。夏でも山の上で涼しくキャンプ。

それぞれのキャンプ場に合った過ごし方があると思いますが、キャンプ歴40年のキャンプライターである僕の経験上、季節によってキャンプ場を変えることで快適に過ごすことができます

キャンプ初心者は「自然の法則と季節を味方にすること」を意識しよう!

画像: キャンプ初心者は「自然の法則と季節を味方にすること」を意識しよう!

みなさんは、こんな経験はありませんか?

  • 夏、お盆に海水浴をしながらキャンプをしようと思ったけど熱帯夜で眠れない
  • 秋、河原でキャンプをしていて風が強くてテントが飛んでいく
  • 冬、標高の高いキャンプ場で大雪に見舞われ凍える
画像1: かおる

かおる

こんな経験をしたこと……僕はあります!

もちろん、そんな過酷な状況を楽しむというのもキャンプスタイルのひとつだと思いますが、初心者ならまずは自然の法則と季節を味方にすることを意識してみましょう。そうすることで、快適なキャンプを過ごすことができます

季節や自然環境を要チェック 特に夏と冬のロケーションには注意!

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

自然を味方にするためには、自然を知ることが大事です。
特に暑い夏と寒い冬、このふたつの季節には注意してください。

【夏キャンプ場を選ぶポイント】

  • 川や湖のほとりにあるキャンプ場を選ぶ
  • できるだけ標高の高いキャンプ場を選ぶ

夏を涼しく過ごそうと思ったら、川や湖のほとりが良いでしょう。水が蒸発する時に気化熱を奪いますので、周囲より気温が低くなります。
また、水が蒸発する時に空気を動かすので、涼しい風がそよそよとふいてくれるのも川や湖畔キャンプ場の良いところです。

また、100m標高が上がれば0.6度ほど気温が下がります。1000mの山なら標高の低いキャンプ場より約6度は気温が低いので、寝苦しい夜も快適に過ごすことができるでしょう。

関東の水辺のキャンプ場の紹介記事はこちらから!

【冬キャンプ場を選ぶポイント】

  • できるだけ標高の低いキャンプ場を選ぶ
  • 風を遮ってくれる林間キャンプ場を選ぶ

冬は標高が高いと寒いため、標高の低いキャンプ場を選ぶのがおすすめです。
また、風にも注意が必要。丘の上にあるキャンプ場や川のほとりのキャンプ場は強い風が吹くことがあります。そんな時は、木が多い林間キャンプ場だと風をさえぎってくれますよ。

このように、季節や自然環境によってロケーションを見ながらキャンプ場を選ぶと、より快適に過ごすことができるようになります。

キャンプ場選びの参考になる記事はこちらから!

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