キャンプでのご飯は、どうしても夕飯のBBQがメインになりがち...。海外の特色溢れる朝食を作って、せっかくだから朝ごはんも楽しもう!世界の朝食を紹介しながら、日本のキャンプでも作れるアレンジメニューをご紹介します。今回は筆者が1年半滞在していたことのある、アイルランドの朝ごはんにチャレンジです。

アイルランドはじゃがいもやギネスビールで有名な国! アイリッシュ・ブレックファストの特徴を紹介

画像1: アイルランドはじゃがいもやギネスビールで有名な国! アイリッシュ・ブレックファストの特徴を紹介

アイルランドは、ヨーロッパの北西部、イギリスの西側に位置する島国。

島の面積は北海道よりやや大きい程度です。

そんなアイルランドの代表的な朝食は「アイリッシュブレックファスト」。

画像2: アイルランドはじゃがいもやギネスビールで有名な国! アイリッシュ・ブレックファストの特徴を紹介
画像1: 筆者

筆者

今回はこの朝ごはんを、日本のキャンプで作ってみよう!という企画です。

「アイリッシュブレックファスト」の特徴

特筆すべきは「ブラックプディング」。いわゆる「豚の血入りソーセージ」です。

血、と聞くと躊躇してしまう方も多いですが、魚の血合いや鳥レバーのような濃厚なお味。

日本のスーパーではなかなか入手困難ですが、通販で購入可能です。気になる方はぜひ試してみてください。

画像1: アイルランドの「アイリッシュ・ブレックファスト」のレシピを紹介! キャンプで世界の朝食を楽しもう
Lecker Land ブラックプディング 豚の血の腸詰め
名称:ブラックプディング 豚の血の腸詰め
内容量:1パック2本入り(160g) 賞味期限要:冷凍0℃以下 :60日間
原材料: 豚血、背脂、オーツ麦、タマネギ、バター、食塩、香辛料、
厚めにスライスにして焼いてブレックファーストに添えて。
¥885
2020-10-07 10:33

そして、「アイリッシュブレックファスト」のボリュームにビビっているアナタ!ご安心ください。

みんなが皆、このフルサイズの朝食を頼むわけではないのです。

画像2: 筆者

筆者

実際は好きなものをチョイスして注文する、というスタイルの方も多くいました。

お店によっては、フルサイズ、ミディアムサイズ、スモールサイズと最初から分けられていることも。

画像: 筆者撮影 スモールサイズのアイリッシュブレックファースト。(全然スモールじゃない)

筆者撮影 スモールサイズのアイリッシュブレックファースト。(全然スモールじゃない)

ビーガンの人、乳製品を避けている人、少食の人...などなど、様々なお客さんが来ることは想定済みの朝食。

好みに応じて好きなものをチョイスできるのは、ヨーロッパ社会で多様性文化に対応してきた歴史を感じたり...感じなかったり。

【キャンプで世界の朝食レシピ①】「アイリッシュ・ブレックファスト」 朝からボリュームたっぷり!

さて、アイリッシュブレックファストを、日本でも&キャンプでも作れる材料で作ってみましょう。

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

画像3: 筆者

筆者

地方によって具材などばらつきがありますが、今回は筆者がアイルランド滞在中にバイトしていたホテルのアイリッシュブレックファストをベースにしています。

前述したように、全ての材料が揃っていなくてもOK!

自分好みの(食べられる量の)"なんちゃって”アイリッシュブレックファスト" を作りましょう。

用意するもの(いずれかなくても可) 1人分

【メインの材料】

  • ベーコン...一切れ
  • ソーセージ...1~2本
  • バター...適量
  • 卵...1個
  • トマト...1個 フルーツトマトサイズがちょうど良いです
  • ハッシュドポテト(冷凍)...適量 今回はアンパンマンポテト使用
  • ブラック&ホワイトプディング(あれば)...適量
  • 薄切り食パン(食べたい方)

【マッシュルームバターソテーの材料】

  • マッシュルーム4個...1/4にカット
  • バター...適量
  • 塩胡椒...適量

【ベイクドビーンズの材料】

  • 豆水煮缶(白いんげん豆が最適)...65g(110g缶の約半分)
  • ケチャップ...大さじ1
  • 水...大さじ2
  • 砂糖orはちみつ...小さじ1〜お好みで

メインの作り方

筆者撮影

1.トマトは半分にカット。

塊のベーコンを使用する場合は、本場風に少し厚めに切りましょう。

画像: 筆者撮影 ベーコンは気持ち厚め

筆者撮影 ベーコンは気持ち厚め

2.ベーコン、ソーセージ、トマト、ハッシュドポテト、プディングは一気にフライパン1つで焼き上げます。スペースがあれば卵も一緒でもOK。

画像: 筆者撮影 揚げ焼きする気持ちで、油は気持ち多め。

筆者撮影 揚げ焼きする気持ちで、油は気持ち多め。

しっかり目に焼き上げるとそれっぽくなります。

3.焼きあがったらそのまま同じフライパンで卵と、トースト(食べたい方)も焼きましょう。

マッシュルームバターソテーの作り方

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

シェラカップを使って作ります。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

1.シェラカップにバターを溶かし、切ったマッシュルームを入れる。

2.マッシュルームがしんなりしてきたら塩胡椒で味を整える。

画像: 筆者撮影 完成。マッシュルームソテーは秒で出来ます。

筆者撮影 完成。マッシュルームソテーは秒で出来ます。

ベイクドビーンズの作り方

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

こちらもシェラカップで。

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

1.豆と水をシェラカップに入れ弱火にかける。

2.沸騰したら3分くらい煮込み、ケチャップとはちみつを味見しながら好みで入れる。

3.もう一度グツグツしてきたら完成。

出来上がったらすべてひとつのお皿にまとめて、アイリッシュブレックファストの完成です。

画像: 筆者撮影 う〜む、かなりのボリューム!

筆者撮影 う〜む、かなりのボリューム!

紅茶と一緒にいただいて、朝からパワーをつけましょう。

筆者はキャンプではもっと簡略化して、あるもので作ったりもします。

画像: 筆者撮影 ワンプレート調理

筆者撮影 ワンプレート調理

あまり難しく考えずに、オリジナルの”アイリッシュブレックファスト”を作ってみてください。

【キャンプで世界の朝食レシピ②】「クリスプサンド」 食パンにポテチをサンドする驚きの料理!

最後にもう1つ、食パンでポテトチップスを挟んだ驚き?の料理をご紹介します!

火を使わずパパッと出来て、朝ごはんにもおすすめです。

画像: 筆者撮影 意外な美味しさにハマっちゃうかも?

筆者撮影 意外な美味しさにハマっちゃうかも?

用意するもの

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

【用意するもの】

  • お好きなポテトチップス 適量
  • 食パン(なるべく薄切りのもの)
  • バター
画像4: 筆者

筆者

シンプルなこのサンドイッチは、バターが味の決め手!

マーガリンでも代用出来ますが、なるべく上質なバターを使用することで美味しい仕上がりになります。

作り方

1.常温のバターをパンに塗ります。

画像: 筆者撮影 2枚ともバター塗ってください

筆者撮影 2枚ともバター塗ってください

2.パンにポテトチップスをのせます。

筆者撮影 好きなだけ、たっぷりと!

3.もう一枚のパンで挟みます。完成!

画像: 筆者撮影 手で軽く押してポテチを少し砕く感じに挟みます。

筆者撮影 手で軽く押してポテチを少し砕く感じに挟みます。

今回8枚切の食パンを使用しました。

ちなみに、アイルランドの食パンのイメージは「とにかく薄い!」。

画像: 筆者撮影 アイルランドのカフェのうす〜いトースト

筆者撮影 アイルランドのカフェのうす〜いトースト

サクサク軽い食感で、ラスクのように食べちゃいます。

アイルランドの主食はじゃがいもとパン。

じゃがいもの消費量は、全世界のなかで8位につけています。(日本は82位)

画像5: 筆者

筆者

このサンドイッチは主食×主食の組み合わせ。日本で言うと「お好み焼きにご飯」的な感じでしょうか?(違うか?)

とにかく意外な組み合わせのこのサンドイッチ。

筆者はこの食べ物を語学学校のアイルランド人教師から教わりました。

初めて聞いたときはクラスメイトのブラジル人、イタリア人、メキシコ人、韓国人、中国人たち、みんな「アンビリーバブル.. .!」な反応(笑)。

しかし、一口食べると全員「意外とイケるじゃん!」となるメニュー。ぜひ試してみてください。

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