肉厚なサヤのポリッ、パリッ、シャキッとした食感と、さわやかな甘さが特徴のスナップエンドウの収穫が、各地で最盛期をむかえています。スナップエンドウはエンドウ豆が品種改良されたもので、70年代にアメリカからやってきました。でも、昭和のころは「スナップエンドウ」と「スナックエンドウ」の2種類の呼び方があったような…。いったい、どっちの呼び方が正しいのでしょうか?
画像: 「スナップエンドウ」が旬。ポリッとしたサヤがおいしい!

1970年代からお目見え。肉厚で、サヤごとポリポリ食べられる

画像: 1970年代からお目見え。肉厚で、サヤごとポリポリ食べられる

スナップエンドウはエンドウ豆を品種改良したもので、1970年代にアメリカから入ってきた、比較的新しい野菜です。サヤは甘みがあり、肉厚でやわらかいので、サヤごと食べられ、サクッ、ポリッとした歯ごたえが特徴です。

豆を味わうというよりも、歯ごたえのある肉厚なサヤのほうが主役とも思われるので、スナップエンドウは豆なのか、それとも豆ではない野菜なのかと問われると、ちょっと微妙…といったところなのではないでしょうか。

キヌサヤよりもボリュームがあるので、お弁当に入れるとスペースを埋めることができ、しかも色鮮やか。時間がたってもポリッとした食感に変わりがないので、お弁当にも重宝しますね。

「スナップエンドウ」「スナックエンドウ」。二つの呼び方

画像: 「スナップエンドウ」「スナックエンドウ」。二つの呼び方

1970年代にアメリカからやってきたスナップエンドウですが、当時は“スナックエンドウ”という呼び方もありました。歯ごたえがパリッ、ポリッとしているので、その食感からスナック菓子に結びついて、“スナックエンドウ”という呼び方のほうがしっくりくる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

同じエンドウなのに、“スナップ”があったり、“スナック”があったりしてわかりにくいので、1983年、農林水産省によって「スナップエンドウ」という呼び方のほうが推奨されました。それ以降は“スナップ”のほうがよく使われるようになりましたが、スーパーなどでは今でも、“スナックエンドウ”という呼び方を見かけることもあります。

大手種苗会社であるサカタのタネでは、現在も「スナックエンドウ」という呼び方を用い、つるなしや早どりなどの品種のタネを販売しています。

「スナップエンドウ」と「スナックエンドウ」。サヤが肉厚でポリッと食べることができるので、筆者は個人的にはどちらの呼び方でもしっくりくるような気がします。

スジを取り除いてから茹でる。茹でてから料理にアレンジ

画像: スジを取り除いてから茹でる。茹でてから料理にアレンジ

スナップエンドウはそのまま食べてもおいしいですが、和え物や炒め物などさまざまな料理にもアレンジできます。そのためには、はじめに下茹でをしておく必要があります。

まずは、硬いスジを取り除きます。豆のお尻のほうをポキッと折って、内径側のスジを上に向かって取ります。スジをつけたままガクを折り、今度は外径側のスジを取りながら、お尻のほうに下っていきます。茹でてからスジを取ると、中の豆がバラバラにこぼれ落ちてしまうので、茹でる前にスジを取りましょう。

※詳しくは、コープデリ生活協同組合連合会「今更聞けないえんどうの筋の取り方」を参照してください。

グラグラに沸騰した湯にスジを取ったスナップエンドウを入れます。茹で時間は2~3分ほど。茹で上がったらすぐにザルにあげ、ウチワなどであおいで冷ますと、水っぽくなりません。豆の甘みを引き出すために、最後に軽く塩をふっておきます。スナップエンドウは緑の色が鮮やかなので、サラダや和え物に利用すると料理がひきたちますね。

参考

旬の食材百科「スナップエンドウ/スナックエンドウ」
カゴメ「いんげんとスナップエンドウ、旬のおいしさを逃さない茹で方は?」
サカタのタネ「サヤエンドウ/スナックエンドウの育て方・栽培方法」
『日本の食材帖』主婦と生活社

5月も下旬になり、北日本では家庭菜園での植えつけが最盛期です。関東以西にお住まいなら、ほぼ終わった方も多いのではないでしょうか。家庭菜園のなかでも豆類は育てやすいので人気です。特にスナップエンドウは食べごたえもあって、多くの方が育てていると思います。今年のスナップエンドウはよく育ちそうですか?

画像: スジをとってから茹でてね

スジをとってから茹でてね

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画像: 記事提供元:tenki.jp https://tenki.jp

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