今回は3歳と5歳の子供を持つママキャンパーの筆者が、千葉県の南房総にある「オレンジ村オートキャンプ場」をレポート。無料の薪に加えてミカンやオレンジなどのフルーツ狩りも楽しめる、格安オートキャンプ場。薪が使い放題なので、暖かい気候の中で焚き火が思う存分楽しめます。周辺にはホームセンターやスーパーがあり、買い出しにも便利◎「オレンジ村オートキャンプ場」の6つの魅力をお伝えします!
【オレンジ村オートキャンプ場の魅力①】房総半島は春先でも温暖な気候 アクアラインは強風に注意を
「オレンジ村オートキャンプ場」基本情報
今回ご紹介するオレンジ村オートキャンプ場は、千葉県の房総半島に位置するオートキャンプ場です。

筆者撮影
ミカン農園のお百姓さんが経営されており、キャンプ場内でミカン狩りなどのフルーツ狩りも楽しむことができます。海まで5分なので、夏には海水浴やサーフィンなども楽しめます。

筆者撮影
オレンジ村オートキャンプ場
・住所:〒295-0001 千葉県南房総市千倉町久保1494 野宮農園
・電話番号:0470-44-0780
・公式サイト:http://www.awa.or.jp/home/nomiya/
どんな気候のキャンプ場?
まずオレンジ村オートキャンプ場の1つ目の魅力は、温暖な気候です。
筆者が訪れたのは3月下旬。標高が高いキャンプ場などでは、まだストーブなどが必要になる季節です。我が家は暖房器具などの冬キャンプ用の装備がないため、気候が温暖な房総半島に位置するオレンジ村オートキャンプ場をチョイスしました。
期待通り気温は暖かく、夜も寒さを感じることなく眠ることができました。
一方で予想外だったのが「強風」です。キャンプ場へ行く当日は、強風のためアクアラインが40キロ制限になってしまいました。

筆者撮影「アクアラインは強風のため40キロ制限に」

筆者撮影「鯉のぼりのような形の吹き流しが、真横になるほどの強風」
実際道路を走っていて、アクアラインの上ではもろに強風を受けたため、40キロ以上出すと危険だということが体感でも分かりました。オレンジ村オートキャンプ場は首都圏から約2時間というアクセスの良さも魅力ですが、この日はプラス1時間の約3時間かかりました。
行かれる際は、風の予報をご確認の上、時間の余裕を持って行動されることをおすすめします。
【オレンジ村オートキャンプ場の魅力②】薪が無料! 車で20分のカインズで斧&ノコギリを購入も◎
2つ目の魅力は「薪が無料」ということです。薪を持ち物として持っていくのは意外と大変。購入すると意外とお金がかかり大変。そんな薪がキャンプ場で、しかもタダで!使えちゃいまう。
“タダで使える”木材で焚き火を楽しむ
自由に使える木材がたくさん置いてあるので、薪を作って思う存分焚き火を楽しむことができます。

筆者撮影
注意点としては、木材が大きいため、薪を作るための道具が必要になります。
薪を作る道具はホームセンターで購入可能!
筆者は道具を持っていなかったため、キャンプ場から車で約20分の場所にある「カインズホーム館山店」で斧と折り畳みのノコギリを調達していきました。斧は約2500円、折り畳みノコギリは約1000円で購入しました。

筆者撮影「斧と折り畳みノコギリを調達」

【はじめての薪割りに】鋭利な刃先と途中から太くなっていく形状と斧身の重みでコツをつかめば簡単に薪が割れます。初心者や女性でも簡単に使えます。また専用カバーがついているので持ち運びにも安心です。
【ワンランク上のアウトドアを】アウトドアの雰囲気を味わいたい方から薪割り斧など実用性を重視する方まで、持ち込んだ炭や薪では味わえ…
カインズホームは、アクアライン経由でキャンプ場へ向かう道中にあるので、立ち寄るのに便利です。またカインズホームの向かいには、地元の人気スーパー「尾張屋」があり食材の買い出しに便利です。

筆者撮影「大型ホームセンターのカインズホーム」

筆者撮影「地元のスーパー『尾張屋』」
ノコギリで木材を短くしたら、斧で細く割っていきます。子供も初めて薪割りを体験することができました。

筆者撮影
明るいうちに薪を作っておき、夜はゆっくり焚き火を楽しむことができました。

筆者撮影
【オレンジ村オートキャンプ場の魅力③】海が見えて眺望バツグン! 海を眺めながらの焚き火が最高!
3つ目の魅力は、キャンプ場から海が見えて眺望抜群なことです。広大なオレンジ村オートキャンプ場には、第1キャンプ場と第2キャンプ場があります。
おすすめなサイトはどっち?

筆者撮影
筆者のおすすめは海が見える第1キャンプ場。海を見ながら、好きなだけ焚き火を楽しめるのは最高です!

筆者撮影「第1オートキャンプ場からは海が見える」

筆者撮影「第1オートキャンプ場のテントサイト」

筆者撮影「バンガローも完備」
第1キャンプ場にあるブランコとベンチがある広場は、特に眺めがよくおすすめです。ぜひベンチに座って海を眺めてみてくださいね。

筆者撮影「ベンチにもオレンジが!」
なお海が近いため、風が強いことも。設営時や焚き火中には風に注意してくださいね。
柑橘の木に囲まれたサイトも
第2オートキャンプ場はキャンプ場の奥にあり、ミカン畑やレモン畑に囲まれています。道が細い箇所もあるので要注意です。

筆者撮影「第2オートキャンプ場へ向かう道」

筆者撮影「第2キャンプ場への道は細いので注意」

筆者撮影「第2オートキャンプ場はレモン畑のそば」

筆者撮影「第2オートキャンプ場のテントサイト」