オートキャンプに欠かせないクルマ。大切な家族や仲間を乗せての運転は、何より安全に気を配りたいですよね。そこで注意したいのが雨の日の運転。ハイドロプレーニングという危険な現象をご存じでしょうか?今回はタイヤメーカー元社員でファミリーキャンパーの筆者が、雨天時の車の運転の注意点と3つの対策について解説します。

雨天時の交通事故件数は晴天時の4倍! スピードの出しすぎによる側壁や中央分離帯への衝突事故が多発

キャンプに行くためには、高速道路を利用する方が多いと思います。首都高速道路株式会社の調査によれば、首都高速道路における雨天時の交通事故件数は、晴天時に比べて約4倍ということです。

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「追突」による事故が多い晴天時に比べて、雨天時は「施設接触事故」が多くなっています。

施設接触事故とは、側壁や中央分離帯などに衝突する自損事故のことです。1時間当たりの施設接触事故件数は晴天時の9倍にものぼります。

雨天時の施設接触事故は約6割が時速60km以上での走行中に起きています。雨天時にスピードを出すと、スリップしやすく事故につながりやすくなるのです。

出典:https://www.shutoko.jp/use/safety/driver/rain/

高速道路でブレーキやハンドルが効かなくなる! 超危険なハイドロプレーニング現象に注意

スピードを出す高速道路で起きやすいのが「ハイドロプレーニング現象」です。走行中にタイヤが水の上を滑り、ブレーキやハンドルが効かなくなってしまう、恐ろしい現象です。

特に時速80km以上での走行中に発生することが多くなっています。

雨天時に高速道路の速度が制限されることがありますが、これはハイドロプレーニング現象の発生を防ぐ意味合いもあります。

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特に雨の降り始めは要注意です。雨が降り始めると路上のゴミが油や雨と混ざって、路面上に滑りやすい膜ができてしまうからです。

一旦ハイドロプレーニング現象によるスリップが始まってしまったら、車を操作することができないので、スリップが収まるまで待つしかありません。雨が降り始めたら速度を落とすようにしましょう。

対策1:雨天時の運転は速度を落として! 早めのライト点灯で視界を確保し見落とし事故を防ごう

このように事故が起きやすくなる雨天時の運転は、まず速度を落とすことが大切です。

スピードの出しすぎによるスリップや、ハイドロプレーニング現象の発生を避けるほか、雨天時はブレーキをかけても止まるまでの時間が晴天時よりも長くかかるので、衝突を避けることにつながります。

車間距離も十分に取るようにしましょう。

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さらにスリップ事故に加えて雨天時の事故原因として多いのが「見落とし」です。

雨天時は視界が悪く暗いので、周囲の車や歩行者などを見落としやすくなります。早めに車のライトを点灯し、視界を確保しつつ、周囲からも自分の車を認識しやすいようにしましょう。

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