スポーティなバイクに興味があるけど、いきなりロードバイクはちょっとハードルが高くて…と思っている方に是非おすすめなのが、〝クロスバイク〟です。シティサイクル(いわゆるママチャリ)よりは軽量で楽に進むタイプですが、ロードバイクよりは安価で癖がないため乗りやすく、オフロードでも走れるという汎用性の高さが特徴です。今回はクロスバイクの基本的な知識とコスパの良いおすすめモデルをご紹介します。

クロスバイクの魅力は? 軽量で初心者にぴったり! ロードバイクとマウンテンバイクの良いとこ取りでおすすめ

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【クロスバイクの魅力①】軽量! 初心者でも楽々スピードに乗れる! 上りの坂道も◎

重量が20kg前後あるママチャリに比べ、クロスバイクは10~15kgくらいのモデルが多く、ママチャリの約50~70%程度の軽量な自転車です。そのため、上りの坂道でも比較的楽に進めることが出来ます。またママチャリよりも比較的タイヤが細く、スピードが出しやすいことも特徴のひとつです。

【クロスバイクの魅力②】マウンテンバイクとロードバイクの良いとこ取り! タイヤの太さがちょうどいい!

クロスバイクはタイヤが太いオフロード向けのマウンテンバイク、そしてタイヤが細いオンロード向けのロードバイク、そのちょうど中間に位置します。まさに両者のイイとこどり自転車であり、通勤・通学などの街乗りから、多少の凸凹道も走ることができる高い汎用性が魅力です。

しかし、とても便利なクロスバイクですが、舗装道路を長距離走るツーリングのような使い方ならロードバイク、凹凸の激しいゴツゴツした悪路で走りたいならばマウンテンバイクにそれぞれ軍配があがることも頭に入れておいた方がいいでしょう。

ロードバイクの試しとして「クロスバイク」がおすすめ!

クロスバイクはシーンを選ばず気軽に使える自転車であることは確かです。筆者もロードバイク購入の前にスポーツバイク入門としてクロスバイクを購入し、結果的に現在2台持ちになっていますが、これが大正解だったと思っています。

高価なロードバイク購入前のお試しとしてもおすすめですし、ロードバイク購入後も頻繁に使うのは実はクロスバイクの方です。休日に長距離のツーリングするときはロードバイク乗りますが、普段近くにさっと出かける時は手軽に乗れるクロスバイクがちょうどいいからです。

それでは最初にクロスバイクの選び方として「フレーム素材」「ギアの変速段数」「タイヤの太さ」に注目していきましょう!

クロスバイクの選び方①:フレーム素材の種類 初心者向けの素材は? 安価で軽量&頑丈なアルミ素材がおすすめ!

画像: クロスバイクの選び方①:フレーム素材の種類 初心者向けの素材は? 安価で軽量&頑丈なアルミ素材がおすすめ!

《クロモリ》
スチールにクロムとモリブデンを混ぜて作られた合金素材。
丈夫で耐久性が高く、しなやかで振動吸収性が高いことが特徴。
頑丈で乗り心地が良い素材ですが、主成分がスチールであることからも
重量があり、サビやすいという欠点もあります。

《アルミ》
軽量さと耐久性を兼ね備えた素材として最近では定番の素材。
柔軟性が低いため、振動吸収性が劣る欠点がありますが、
慣れてしまえばさほど気になることはありません。
アルミなのでサビにくく、安価であることが嬉しいポイント。

《カーボン》
非常に軽量であることからプロや上級者に人気の素材。
軽量で振動も軽減してくれるため、とても乗りやすいフレームと言えます。
一方で耐久性が低く、割れやすいため扱いに注意が必要です。
また、高価な素材であるため、クロスバイクでもカーボンフレームのモデルは
数十万円するものもあるほど。

以上の3つの素材が代表的なものです。比べてみると、初心者にはやはり安価で軽量かつ丈夫なアルミがおすすめです。もちろん、多少重くても乗り心地を追求したいのであればクロモリ、高価でもとにかく軽量がいいならばカーボンを選ぶなど、目的に応じた素材を選びましょう。

クロスバイクの選び方②:ギアの変速段数 短距離の場合は7段 長距離は21段以上がおすすめ

画像: クロスバイクの選び方②:ギアの変速段数 短距離の場合は7段 長距離は21段以上がおすすめ

クロスバイクに搭載されるギアの変速段数は車種やメーカーによっても様々です。

ギアは「漕ぎだし」「スピードに乗った後」「上り坂と下り坂」といった状況次第で、適切なギアに設定し走行するものです。その際、変速段数が多いほど選択肢が広がり、いわば「しっくりくる」ギアが見つかります。

短距離の走行ではあまり気になりませんが、長距離になってくると合わないギアで走る負荷が徐々に体を疲弊させます。

通勤・通学や街乗りなどの短距離使用ならば7段程度で十分でしょう。しかし、長距離を乗る!という方であれば21段以上など変速段数が多いギアを選ぶことをおすすめします。

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