鉄板で作れるナポリタン! キャンプで焼きそばの代わりにも! 牛乳とケチャップで子供も大好きな味に
今回はパスタ料理の中では大人も子供も好きな人が多い「ナポリタン」を作ってみました。
キャンプでナポリタン? と思う方も多いかもしれません。コンセプトとしては「バーベキューで焼きそばの代わりに鉄板で作るナポリタン」というところを目指しています。一応、鉄板一つで出来ますが、パスタの場合は茹でないとかえって難しいところがあるので、できれば麺茹で工程だけは普通にお湯を沸かしてやって欲しいです。
細かい味付けなどは私が長年試行錯誤して作り上げた自信作なので、家で作って頂いても満足頂けるんじゃないかと思っています。
ナポリタン調理に必要な材料
材料(3人前)
- パスタ(1.8mm) …300g
- トマトケチャップ …大さじ10
- 中濃ソース …大さじ1
- 牛乳 …大さじ2
- (あれば)赤ワイン …大さじ2
- ブイヨン …1片
- 塩 …適量
- 胡椒 …適量
- バター …10グラム(もしくはオリーブオイル適量)
- タマネギ …1/4個
- ピーマン …1個
- マッシュルーム …3~5個
- ソーセージ …3本
- コーン …大さじ2
- トマトジュース(麺を茹でない場合) …180cc
- ドライパセリ、粉チーズ、タバスコ、卵 …分量外
パスタは太麺を使うほうが食べ応えがあります。ケチャップは多めに使うのがコツ。大さじ10なんて書きましたが、ドバっと入れるイメージで結構です。ただ、そのままだと酸味がキツイので、必ず牛乳で中和します。ここが一番のポイントですね。
ナポリタン調理に必要な道具
道具
- バーベキューグリル
- 鉄板(もしくは焼きそば用の極厚アルミホイルを巻き付けた網)
- トング
- 炭
- 鍋(麺茹でをする場合)
麺茹で用の鍋以外はバーベキューの準備を普通にしてください。少し面白いやり方として、ロゴスから極厚のアルミホイルが出ています。これを焼き網に巻くと鉄板代わりに使えます。後始末も簡単なので、人数が少ない場合などはこの方法を試してみると面白いかもしれません。
麺を茹でなくてもナポリタンに! 仕上げのトマトジュースで煮込むように炒めればおいしいパスタへ!
麺を茹でない場合は朝から仕込んで昼食べるイメージで!
1)
もしパスタを茹でない場合は、水漬けパスタを作ります。ジップロックなどにパスタを入れ、ヒタヒタになるまで水を入れておくだけです。2時間後には使えるようになります。ただし、この方法はテレビなどでは便利そうに紹介をしているものの、実は結構手間が大きく、うまく仕上がらない可能性も高まってしまいます。どうしてもの時以外はあまりお勧めしません。水に漬ける時間も、4時間は超えないほうがいいと思います。
2)
鉄板(あるいはアルミホイルを巻いた網)はあらかじめ炭火で熱々にしておきましょう。調理はあっという間ですので、パスタを茹でる場合は合わせてお湯も沸かしておきましょう。
3)
タマネギは薄切り、ウインナーは輪切り、マッシュルームは薄切り、ピーマンは飾り用に輪切りの部分を作り、それ以外は乱切りにします。パスタを茹でる場合は切り終わったあたりで先行してパスタを茹ではじめてください。
4)
鉄板にバターかオリーブオイルを引き、タマネギとウインナー、次いでピーマン(飾り用の部分以外)とマッシュルーム、コーンを投入し、しっかりと火を通します。火が通ったら、ケチャップ、ソース、牛乳、赤ワイン(なくても可)、ブイヨン、塩、胡椒を投入し、よく炒めます。ケチャップは仕上げ用に少し残しておくこと。また、投入した分は熱をちゃんと入れることがポイントです。
5)
パスタをここで投入し、よくかき混ぜます。茹でたパスタの場合はソースや具材が麺に絡まる程度に混ぜればOKです。パスタをゆでない場合はトマトジュースを追加し、煮込むようにして炒めていきます。トマトジュースを煮切り、パスタが透明になればいいでしょう。いずれも最後に残ったケチャップを足して完成です。
ナポリタンには粉チーズとタバスコ! 簡単料理もトッピングでさらにおいしく! キャンプ飯におすすめ
出来上がったナポリタンには飾り用のピーマンを乗せ、あればドライパセリなどを乗せるとよく見栄えがします。たっぷりの粉チーズとタバスコをかけて食べると美味しいので、大皿に盛り、取り皿などに小分けしながら味を調整して食べていきましょう。
また、鉄のスキレットを持っているなら、加熱したスキレットに溶いた卵を敷いて、半熟ぐらいのところでナポリタンを乗せるという方法もあります。これは喫茶店などでよく見る手法ですね。具材には記載のもののほか、むきエビなども合いますし、パンに挟んで食べるのもアリです。ナポリタンは結構自由の効く料理なので、いろいろと工夫をしてみましょう。
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