山梨県にある大菩薩嶺(だいぼさつれい)に登ってみたい! と思っている登山初心者のみなさまに向け、登山歴3年の筆者が、大菩薩嶺を登る前に知っておきたいおすすめ登山コースについてご紹介します。5分ほどで読める内容ですので、参考にしてみてください。

「大菩薩嶺」は秩父多摩甲斐国立公園の山  富士山が眺められ初心者も上級者も楽しめる登山コースがある

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東京都、山梨県、埼玉県、長野県にまたがる秩父多摩甲斐(ちちぶたまかい)国立公園内にある標高2057mの山、大菩薩嶺。富士山や大菩薩湖を眺めながらの稜線歩きがとても気持ちのいい山です。初心者から熟練の登山者まで楽しめるコースが充実しています。

大菩薩陵の地図はこちら

【大菩薩嶺へのアクセス】駐車場は完備! 最寄駅からはバスで30~40分 バスの運行状況は要確認!

メジャーな登山口は「上日川峠」と「大菩薩嶺峠登山口」の2つ。山頂までの距離が近いのは上日川峠ですので、体力に自信がないという方や初心者は「上日川峠」から登り始めるのがおすすめです。

東京方面から最寄り駅までのアクセス【新宿駅〜高尾駅〜甲斐大和駅(塩山駅)】

JR中央線中央特快で新宿駅から高尾駅まで。そして、高尾駅からJR中央本線に乗り換えて、甲斐大和駅もしくは塩山駅で降車します。

甲斐大和駅、塩山駅からは、登山口までアクセスできるバスに乗れます。所要時間は約30分〜40分ほどです。

最寄り駅から登山口までアクセス! 上日川峠行きのバスは運行状況の確認が必要

甲斐大和駅からは「上日川峠」、塩山駅からは「大菩薩峠登山口」までアクセスできます。

しかし注意点は、甲斐大和駅からの平日運行日程が決まっていること。平日は特定の時期(※)しか運行しないので注意してください。僕が行ったときはバスが運行しておらず、タクシーで登山口まで向かいました……。

特定の時期(※)以外に平日バスを利用する場合は、塩山駅から大菩薩峠登山口を目指しましょう。(塩山駅〜大菩薩峠登山口までは運行本数が多いです)

※山梨県甲斐大和駅〜上日川峠までは、4月末から5月上旬、8月のお盆の時期、10月と11月の紅葉の時期は平日でもバスが運行しています。

●甲斐大和駅〜上日川峠

●塩山駅〜大菩薩峠登山口

車での大菩薩嶺登山コースへのアクセス 上日川峠と丸川峠分岐に駐車場あり

車で登山口に向かう場合は「上日川峠」と「丸川峠分岐」(大菩薩峠登山口付近)に無料駐車場があります。

【大菩薩嶺の登山コース】 初心者向けの上日川峠スタートで福ちゃん荘に立ち寄り、大菩薩の湯で疲れを癒すのがおすすめ

紹介するコースは初心者向けの上日川峠から大菩薩嶺を登るコースです。

上日川峠〜福ちゃん山荘〜大菩薩峠〜雷岩〜唐松尾根〜福ちゃん山荘〜上日川峠〜大菩薩峠登山口

9月の中旬に登った大菩薩嶺は、上日川峠から山頂までは約2時間、下山はのんびり3時間の山行。

おすすめのコースは、上日川峠から眺めのいい大菩薩峠、雷岩までの稜線を歩き、唐松尾根、大菩薩峠登山口へ下山したのち、麓の温泉で疲れを癒すコースです。

今回は、このおすすめコースを写真とともにご紹介します!

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

スタート地点は「甲斐大和駅」。大菩薩上日川峠線が1日に3本運行しています。平日は運行していない場合があるので、運行状況は必ず事前に確認するようにしてください。

筆者撮影

写真は甲斐大和駅から上日川峠についたところ。左奥に見えるのが、上日川峠駐車場です。右奥に見えるのは大菩薩の宿、「ロッヂ長兵衛」。

部屋は個室。トイレ、お風呂が完備されているので、大菩薩嶺登山のベースキャンプとして最適な宿なんです。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

大菩薩陵の良いところはトイレが多いこと!

大菩薩嶺が他の山と違うところは、山頂までの道のりにトイレがたくさんあるところ。確認できたトイレの数は3つでした。女性でも安心して山登りを楽しめるのが、大菩薩嶺の魅力のひとつだと言えます。

筆者撮影

福ちゃん荘までは、笹の葉が広がる登山道。登山道は1本道で、迷ってしまうような箇所はありませんのでご安心を。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

30〜40分ほど歩くと、福ちゃん荘に到着。1泊2食付きで7,700円で宿泊できます。この金額は、北アルプスの山小屋と比較してもかなり安いです。またキャンプ場もあり、1名1泊400円で泊まることができます。山頂までのアクセスがいいので、初めてのテント泊におすすめです!

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