キャンプで子供が集めてきた松ぼっくりやどんぐり。捨てると子供の機嫌を損ねてしまうかも…そこで今回は「松ぼっくりのミニチュアツリー」「紙粘土のリース~どんぐり&松ぼっくりで装飾~」をといったクリスマスの飾りや「松ぼっくりで門松」といったお正月の飾り作りを保育ナチュラリストである筆者がご紹介!実際に子供と一緒に制作している様子も写真お届けいたします。

【拾った松ぼっくりの工作前にすべき下処理】ネイチャークラフトで使う材料は必ず消毒しよう 電子レンジ・殺虫剤は使用不可

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

まずは拾ってきた松ぼっくりの下処理と消毒についてふれてみたいと思います。

拾った松ぼっくりの下処理方法

1.まずは水洗いをして汚れや砂などを落とします。使い古した歯ブラシなどでこするのもOK。
2.お鍋にお湯を沸かします。沸騰したら、洗った松ぼっくりをお鍋の中に入れ、熱湯で煮沸消毒をします。(意外!?にも、松のいい香りが広がりますよ)
3.熱湯消毒した松ぼっくりを取り上げて天日干しをします。笠がしっかり開いたらOK。きちんと乾燥しないとカビの原因になりますので、しっかり乾かしましょう。

煮沸消毒をするのはなぜ?

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

自然の造形物にはいろんなものがくっついています。松ぼっくりやどんぐりでは特に小さな虫がひょっこり出てくることもざら! 目に見えない菌や殺虫をするために消毒するのです。クラフト工作をして作品を残しておくためにも、きちんと処理をする必要があります。

松ぼっくりを電子レンジや殺虫剤を塗布して消毒の代わりにする方法は絶対にお止めください!
●電子レンジ利用は松ぼっくりが爆発しケガする恐れがあります。
●殺虫剤の塗布はその成分に触れて子供の肌が荒れたり、舐めるなどして口にはいったりする危険があります。

松ぼっくりをクリスマスやお正月にも飾れるモノに! クラフト工作用に100均で購入したおすすめアイテムと選ぶポイントを伝授◎

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

100円均一のアイテムは種類が豊富。クラフト工作をするのにぴったりなアイテムが一度に揃うためとても便利ですね。今回はクラフトする上で以下のものを購入しました。

100均で購入した工作アイテム

・グルーガン(100均に置いてありますが300円~500円程度します)
・ビーズやリボンなど飾り付け
・紙ねんど(今回は木粉ねんどを使用)
・ツリーの土台用丸太(自然のモノとしてお外で調達可能ですが、今回は購入)
・絵具や筆、パレット
・スノースプレー
             など…

【選ぶポイント】色合いや柄などのイメージを持つ

今回はクリスマスやお正月など冬のクラフトなので、そのテーマに沿った色合いや柄をザックリとイメージしてみました。

◆クリスマスのイメージカラー
 ・ ・ ・銀
◆お正月のイメージ
・和柄・松・紅白
◆冬のイメージ
・雪・南天

もちろん、必ずこのイメージで選ぶ必要はありません。自由な発想での工作も楽しいものです。

しかし小さな子供と一緒にするのであれば、「クリスマスは何色?」「正月ってどんなイメージ?」など…想像力を養う良い機会になりますので、会話をしながら学びの要素も取り入れたりしてみると子供が楽しく学ぶきっかけにもなります。

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