東京都八王子市にある高尾山(たかおさん)。年間を通して登山客や山腹に位置する薬王院への参拝客などで賑わう人気観光スポットです。今回は11月上旬(2019年)に1歳と3歳の子どもを連れて、家族で高尾山紅葉ハイキング(登山)を楽しんできましたので、その模様を紹介します。

子連れで紅葉シーズンの高尾山登山がおすすめな3つの理由 四季を感じられる・年齢に合った難易度など

画像: 筆者撮影 3歳の娘が自然に触れている様子(11月上旬の高尾山)

筆者撮影 3歳の娘が自然に触れている様子(11月上旬の高尾山)

紅葉シーズンならいつもより四季を感じられる!

幼児期の自然体験は豊かな心や人間性を育むと考えられています。そのため、子供が小さなうちから登山に連れて行くのはとても良い自然体験になるでしょう。

特に紅葉の時期は、子供の収集心をくすぐられるものがたくさん。紅葉した落ち葉はもちろん、ドングリなどの木の実や枝など、秋を見るだけでなく触れて楽しむことができます。

子供・赤ちゃん連れでも大丈夫!コースの難易度が低く舗装された登山道もある

子供が小さければ小さいほど、登山コース選びには慎重になります。高尾山には薬王院というお寺が山腹にあり、参拝コース(1号路)は舗装されているルート。登山中、ベビーカーを押している人を見かけるくらい、難易度の低いコースのため、赤ちゃんや未就学児連れでも難なく登山チャレンジできる山なのです。

山なのに〝だれでもトイレ〟の設置など子連れにも配慮されている

年間を通して観光客で賑わう高尾山は、トイレ設備が充実しています。なんと山頂付近でおむつ替え&子供用の便座付の広々とした〝だれでもトイレ〟があるんです!

気候のいい時であれば、登山中に人目の付かないところでおむつ替えも可能ですが、紅葉時期は肌寒いので、お外では少しためらわれます。そもそも、屋外でのおむつ替えに抵抗がある人もいるでしょう。トイレ設備が整っていると、子連れや初心者登山のハードルがぐっと下がりますね。

【高尾山コース選び】1歳と3歳の子連れ高尾山登山で選んだルートを紹介 ケーブルカー&リフトを利用

画像: 筆者撮影 TAKAO 599 MUSEUM前にて(筆者と1歳の息子)

筆者撮影 TAKAO 599 MUSEUM前にて(筆者と1歳の息子)

今回、私たち家族がチャレンジしたコースは以下!

私と1歳の息子
ケーブルカー → 1号路 → 山頂 → 4号路 → ケーブルカー

夫と3歳の娘
エコーリフト → 1号路 → 山頂 → 4号路 → エコーリフト

詳しくは下記の公式サイトの登山コースマップをご覧ください。

1号路は舗装されている登山道ですので、赤ちゃん連れや軽装でも気軽に歩ける道です。途中にある高尾山薬王院でお参りもできます。

せっかくなら往路と復路は違うコースで楽しみたいですよね!?…帰りは山道や吊り橋が楽しめて、下りのケーブルカーに乗れる4号路を選択しました。

コースは事前にチェック! 台風などで通れないコースも、、、

画像: 筆者撮影 下山途中の4号路に手書きの貼紙がありました

筆者撮影 下山途中の4号路に手書きの貼紙がありました

高尾山やその周辺では、台風19号による土砂崩れや倒木などの被害がでています。私たちが下山で使用した4号路にも爪痕が残っていました。

「高尾ビジターセンター」では、通行状況が常時確認できますので、事前にチェックするようにしてください。

紅葉の高尾山を赤ちゃん・未就学児とも楽しみたい! そんな方におすすめなのは1号路ルート(登り)

AM11:00 ケーブルカー清滝駅に到着

11月2日~30日まで「高尾山もみじまつり」が開催されているということで、11月上旬にドライブでやってきました。麓にあるケーブルカー清滝駅前では午前中にも関わらず、土日祝を中心に催し物も多く、行楽客と共に秋本番の気配が感じられました。

私たち家族は11:00頃、高尾山の麓に到着。駐車場に車を停めケーブルカーに乗る前にランチをすることに!…いきなり?ですが、小さな2人の子供と一緒ということもあり早めのランチへ。向かった先は「京王・高尾山口駅」と「ケーブルカー・清滝駅」のほぼ中間地点辺りにある「そば処・飯田屋」さんです。

画像: 筆者撮影 そば処・飯島屋さん外観

筆者撮影 そば処・飯島屋さん外観

こちらは、高尾山名物と言われる「とろろそば」の種類が豊富で丼ものも充実。観光客以外でも地元の人たちから愛されている雰囲気がありますよ! 中へ入ると座敷とテーブル席があり、私たち家族は座敷へ案内されました。子連れだと非常にありがたい。(座敷は合計で20人以上は席があります)

今回は季節限定の「きのこトロロそば(1,000円)」をいただきました。高尾山名物のトトロそばに秋の旬であるきのこがたっぷり! あったかいおそばで登山前に体が温まります。(かまぼこも乗っていましたが、息子が手で直接狙うのでヤケドの心配もありすぐによけました)

画像: 筆者撮影 注文した季節限定「きのこトロロそば」

筆者撮影 注文した季節限定「きのこトロロそば」

ちなみに1歳の息子はまだ離乳食なので、おそばはお預け。お店を出る12:00ちょっと前には、すでに店先に行列ができているほどの人気でしたよ。やはり観光地では時間をズラしてのランチがおすすめです。

飯島屋
営業時間/10:30〜16:30
休み/不定休(悪天候日は休み)
住所/八王子市高尾町2477
電話/042-661-5960

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