湯たんぽには様々な種類がある! 筆者おすすめは「充電式湯たんぽ」 火・お湯不要で管理が簡単
キャンプで湯たんぽを寝袋の中に入れて眠ると、体がポカポカして快適に眠れます。また、チェアに座りながら抱きかかえたり、テーブルと寝袋でつくった簡易こたつの中に入れたりと、アイデア次第でさまざまな方法で暖がとれるのも湯たんぽの魅力です。
湯たんぽとひと口にいっても、種類はさまざま。使用するシーンや用途に合ったものを選びましょう。
金属製の湯たんぽは水を入れて直火にかけられる
金属製の湯たんぽに使われる素材は、トタン、ブリキ、アルミ、銅、ステンレスなど。自宅で湯たんぽを使う場合、沸かしたお湯を容器に入れるのがスタンダードなやり方ですが、トタンとブリキは直火が可能。水と火があれば、ケトルがなくても湯たんぽが使えます。
金属製の湯たんぽは保温性に優れますが、熱伝導率が高い分、やけどをするリスクが高いのがデメリット。また、重さもあるので扱いには十分注意しましょう。
軽くて扱いやすいのはプラスチック製!自立するタイプもあり
日常生活でもおなじみなのがプラスチック製の湯たんぽ。金属製よりも軽く、持ち手がついているものも多いので、使い勝手がよいでしょう。自立するタイプは、ちょっとしたスペースに置いても邪魔になりません。
ただし、直火にかけられないので、キャンプやアウトドアで使うときには、お湯をわかして容器に移す手間がかかります。プラスチック製であっても、お湯の入った容器に直に触れると熱いので、カバーをつけて使いましょう。
ゴム・樹脂製は携帯に便利でさわり心地も良いが保温力はイマイチ
ゴムや樹脂でできた湯たんぽはとにかく軽いのが大きなメリット。やわらかくて、さわり心地も良いのが特徴です。また、カバーなしでも使えるモデルが多く、荷物も少なくてすみます。やけどの心配も少ないので、安全面と携帯性を重視するキャンパーや登山家におすすめ。
一方、耐熱温度が低く、保温力は高くないので、寒い時期の高山や、真冬の使用には向かないでしょう。
火もお湯もいらない!便利な充電式
お湯をわかしたり、直火にかけたりといった手間がなく、やけどの心配が少ない充電式の湯たんぽは、キャンプやアウドドアでも活躍してくれます。短時間の充電で、長時間保温がきくのもうれしいポイント。
USB充電式のモデルもあるので、モバイルバッテリーを持参すれば、連泊のキャンプでも役立ちます。充電式の湯たんぽは、電気あんかなどと呼ばれることも。

様々な種類がある湯たんぽですが、キャンプやアウトドアではやけどの心配が少なく比較的安全な充電式の湯たんぽがおすすめです。ということでここからは、キャンプにおすすめの充電式湯たんぽをご紹介します。
ポケットに入れて持ち運び便利なコンパクトモデル モバイルバッテリーにもなるBiMONK製湯たんぽ
BiMONK USB充電式カイロ モバイルバッテリー&カイロ2in1
手足をちょっと温めたいときに便利なコンパクトタイプ。ポケットに入れて持ち運べます。温度は低温(42℃)・中温(48℃)・高温(55℃)の3段階に調整が可能で、低温で使うと8時間温かさが持続します。
また、容量5200Ahのモバイルバッテリー機能が搭載されていて、いざというときにスマホ充電が可能。1台で2役をこなすスグレモノです。カラーはブラックとピンクから選べます。

サイズ:104*63*36mm
重量:約132g
素材:アルミニウム+ABS+PC(防炎素材)
電池仕様:リチウムイオン電池、3.7V、5200mAh
電源:入力:USB 5V/2A、出力:USB 5V/2A
充電時間:約2-3H(5V2AのACアダプター)
※あったか機能は、充電しながらは使用できません。
加熱温度&使用時間
低温モード:35--42°C/8H...
【スペック】
- 重量:132g
- サイズ:10.4 x 6.3 x 3.6 cm
- 熱持続時間:最長8時間
- 充電方法:USB充電式
枕としても使える! 両手を中に入れられ暖かい モバイルバッテリーをしまえるポケット付き湯たんぽ
Feitoo USB電熱湯たんぽ
枕代わりにもなる、軽量タイプの湯たんぽです。生地にはフランネル素材が使われていて、さわり心地が快適。サイドの穴から両手を入れられるので、冷えた手を温めるのにぴったりです。
USB電源接続タイプで、モバイルバッテリー、車載充電器、ノートパソコンなど、さまざまな方法で電力供給できます。本体にモバイルバッテリーを入れられる便利なポケット付き。カラーはブラック、ブラウンの2色展開です。
【スペック】
- 重量:約300g
- サイズ:30×20cm
- 熱持続時間:3.5時間で自動電源オフ仕様
- 充電方法:USB充電式
15分の充電で最大12時間保温持続 電気代も1回2.5円と経済的 取り外して洗濯できるカバー付き
ANKIPO 充電式湯たんぽ QL-OO1
ACコンセント充電式の湯たんぽ。1回15分の充電で電気代は約2.5円と経済的な上、最大約12時間保温効果が持続します。充電コードは取り外しできるので、使用時にコードが邪魔になりません。
ふんわりと肌触りの良いカバーは、汚れたら取り外して洗濯できます。キャンプやアウドドアで連泊する場合は途中で充電が必要なので、電源を確保できる場合の使用に向いています。

お湯は必要ナシ!安全に使えるあったか湯たんぽ
お家のコンセントで充電して繰り返し使える蓄熱式湯たんぽです。充電時間はおよそ15分。就寝前やお出掛け前にも充分対応します。
財布に優しい
驚くほど経済的、 気になる電気代は1回の充電(強)で約2.5円。1ヶ月だと75円、1年間だと912.5円と驚くほど省エネで経済的です!安眠をうながす温泉のようなぬくもりが朝まで続くのでヒーターなどは不要。お湯の入れ替えも要らないから電気代も水道代も大幅にカット。とことんお財布にやさしいのです。空気も乾燥せず、のどにも肌にもやさしいですよ。
持ち運び可能なコードレス
充電後は充電器を外して、コ...
【スペック】
- 重量:2kg(発送重量)
- サイズ:26 x 18.5x 3.5 cm
- 熱持続時間:最長12時間
- 充電方法:AC電源充電式
お試し購入におすすめな2,000円以下の湯たんぽ 充電時間も10分〜15分と短めで便利
ECO-TANPO エコロジー湯たんぽ
Amazonで2,000円未満で購入できる、リーズナブルな価格が魅力です。ACコンセント充電式で、使用時はコードレスになります。1回あたりの充電時間は10〜15分、電気代は2~3円。フル充電で室内なら2時間、布団の中では6時間以上温かさがキープされます。
外して洗えるカバーはピンク、ブラウン、ベージュの3色のラインアップがあります。キャンプやアウトドアで充電する場合は、電源を確保しましょう。
【スペック】
- 重量:1.4kg(発送重量)
- サイズ:約17×24×8 cm
- 熱持続時間:最長6時間
- 充電方法:AC電源充電式
寒い時期のキャンプ・アウトドアでもぽかぽかに! 充電式の湯たんぽならお手軽に使えておすすめ

充電式の湯たんぽは火もお湯も使わず、手間が少ないのがメリットです。また、お湯を使わないのでやけどのリスクが少なく、冷めてしまうお湯とは異なり温度が一定に保たれるのもうれしいポイント。さまざまな種類があり、それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合うものを選んでください。
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