こんにちは!くにぱぐです。テントやタープの設営に欠かせないのがペグを地面に打ち込む「ペグダウン」です。毎度のキャンプで必ず行うペグダウンだからこそ、効率的に行い、なるべくサッサと切り上げたいものですよね。硬くてペグが刺さりにくいサイトへの対策の定番で言うと鍛造ペグですが、今回は一緒に使っていただきたいおすすめ「ハンマー」についてご紹介します。

【ペグダウンのコツとは?】ペグハンマーを活用しよう! 「刺さらない」を回避できる

【ペグダウンのコツ】

  • 鍛造ペグ
  • ハンマー

2つのアイテムが設営を手助けしてくれること間違いなしです!

今回取り上げるのは「ハンマー」です。地味ですね!ちょっとだけ、なぜこのテーマの記事を書こうと思ったか? について触れてみます。

それは、「地面が硬いサイトには鍛造ペグが間違いない」という記事があまりに多く世にあるからです。とはいえ、これは間違った内容の記事ではないですし、ハードなサイトに対して鍛造ペグが有効であることを知っておくのは、キャンパーとして大切なことだと私も思います。

ただ、一方でその点だけがフューチャーされてしまっており、もう一つのペグダウンの主役、つまり「ハンマー」に関して触れている記事がそれほど多くなく、実際にキャンプ場でハンマーを軽視しているキャンパーさんが苦しんでいるケースを何度も目撃しているため、一度この点はスッキリと整理しておこうと考えた、という次第です。

前置きが長くなりましたが、今回はそういうわけで「ハンマーを重視しよう」という記事になります。

【そもそも鍛造ペグとは?】硬さ・鋭さでペグダウンしやすい! 

画像: 【そもそも鍛造ペグとは?】硬さ・鋭さでペグダウンしやすい!

ここまで「鍛造ペグ」という言葉を何回か書いてきました。

一応これについて触れておきますと、鍛造とは高圧で金属を押し潰すことで金属の密度を上げ、それによって硬度を上げる、という金属加工の手法のひとつです。

日本刀などもこの製法で作られていますが、この技術を活かして作られたペグが鍛造ペグというわけです。

商品として有名なのはスノーピークのソリッドステーク、また、村の鍛冶屋のエリッゼステークの2種類です。

【鍛造ペグ】①:ソリッドステーク

画像2: 【ペグダウンのやり方解説】ハンマー&鍛造ペグでテント設営を簡単に 刺さりにくいサイトでの対処法
スノーピーク(snow peak) ペグ ソリッドステーク30(6本セット) R-103-1
「ペグは消耗品」という概念を変えた最強ペグ。スノーピークのシンボルです。燕三条に伝わる鍛造製法で、どんなに固い地面にも確実にテントやタープを固定し、安全を生み出します。
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2019-11-09 11:28

【鍛造ペグ】②:エリッゼステーク

画像3: 【ペグダウンのやり方解説】ハンマー&鍛造ペグでテント設営を簡単に 刺さりにくいサイトでの対処法
エリッゼ(ELLISSE)鍛造ペグ エリッゼステーク 28cm カチオン電着塗装 8本セット MK-280K MADE IN JAPAN
エリッゼ(ELLISSE)・・・イタリア語で楕円を意味しております。
【仕様】
全長:280mm
ヘッド部:楕円13×17mm
打込み部:太さ9×7mm
素材:S55Cスチール
塗装:カチオン電着塗装
重量:(約)185g/本
入数:8本
製造:新潟県三条...
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鍛造ペグは確かに硬さも鋭さも申し分ないため、多くのキャンパーが保有をしています。

ところが実際に硬いサイトに鍛造ペグを突き刺しても、テントに付属しているハンマーでは、ほとんどペグは地面に潜っていってくれません。それどころか、ペグが跳ね返って地面から飛び出てくることもあります。

テントに付属しているハンマーは、軽い金属製やプラスチック製で、重みがなく、ペグを押し込む力が圧倒的に不足しているのです。また、軽い分バランスが悪くて取り回しがよくなく、体重を乗せにくいという問題もあります。

付属のハンマーで行うペグダウンの難易度って?

過去、私が知人である本職の大工さんに、テント付属の金属製ハンマーでペグ打ちを実際にしていただきました。

きちんと体重を乗せて打ってくれたのですが、結果一発でハンマーのヘッド(ペグを打つ部分)が数メートル先まで飛んでいってしまいました。

そのぐらいテント付属のハンマーでは厳しいと言えます。

▼ペグの種類の重要性はこちらの記事で解説中!

地面の硬さや地質によってペグを使い分けるとさらに「刺さらない」というトラブルを避けられます。「鍛造ペグ」はもちろん種類豊富なペグを詳しく用途別に解説しているのでこちらの記事もチェックしてみてくださいね!

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