冬キャンプのストーブ選びのポイント! 持ち運びやテントでの使用を想定して、快適な空間を作ろう
冬のキャンプでの気温は、1桁台やマイナスがあたりまえ。その中で、服装だけでの防寒対策には限界があるので、ストーブがあるととても暖かく快適に過ごすことができます。まずは冬キャンプ用のストーブの選び方のポイントについてお伝えします。
※【ストーブ利用にあたってのご注意】
テント内でのストーブなど火器の使用はテントメーカーでは禁止しているため、自己責任でご使用ください。また、テント内で換気をせずにガスストーブを使用すると一酸化炭素中毒で死亡する可能性もございますので、必ず一酸化炭素警報器などの取り付けや、こまめな換気を徹底してご利用ください。
1.冬キャンプのストーブ選びの肝 「熱の伝わり方」をチェック
ストーブ選びで悩むのが「対流型」か「反射型」かというところです。
「対流型」は、筒状の形になっており、温まった空気が上へあがり、対流がおき、ストーブの周りや部屋全体をあたためます。
一方「反射式」ストーブは、長方形の箱型になっており、中央にある燃焼部分の後ろに反射板が設置されています。対流型と異なり、反射板によりストーブの前面に熱が放出されます。
筆者はテント全体を温めたかったので、対流型のストーブを購入しました。
2.使用状況をしっかり想定 持ち運びはできるかをチェック
キャンプでのストーブは、車で持ち運ぶことも考慮して、大きさや重さは必ずチェックするようにしておきましょう!大きいストーブを選んだ場合は、キャンプ道具をいくつか減らさないといけなくなったり、重くてキャンプサイトまで運べないとならないように注意しましょう。
3.意外と見落としがち テントに合うサイズかをチェック
ソロや2-3人用テントに大きなストーブを入れてしまうと、暑くなりすぎてしまったり火災などの原因になってしまいます。自分のテントに合う適切な大きさのストーブを選ぶようにしましょう。
「コロナ・SL-6619」ストーブを使用したレビュー! おすすめと注意点を知り、冬キャンプを快適に
実際に購入した「コロナ」の石油ストーブ「SL-6619」です。こちらを選んだ理由をまとめていこうと思います。
石油ストーブ「コロナ・SL-6619」のおすすめ理由は?
通常自宅で使う場合でも、木造なら17畳まで、コンクリートなら23畳まで温まります。今回は「DOD・カマボコテントミニ」の中で使用したので、充分な暖かさを確保することができました。
また正規品ではないのですが、こちらのストーブの上にゴトクを置くと鍋なども乗せられるので、料理などを温めることができてとても便利です。
※ただし、昔からストーブの上にはやかんなどが置かれていることは多くありますが、正式な使用方法ではないのでこちらも自己責任でお願いします。
石油ストーブ「コロナ・SL-6619」の注意点は?
こちらのストーブの大きさは縦46cm×横46cm×高さ60cmあり、梱包されている段ボールもとても大きいので、持ち運びがとても大変でした。
重さが11.2kgあるので、大きさや重さを考えると、筆者のような女性一人だと運ぶだけでとても苦労します。また筆者が使用している車・プリウスの後部座席1席分が埋まってしまうので、荷物はとてもかさばってしまいます。
【「コロナ・SL-6619」ストーブはこちら】
コロナの他にも種類は豊富! 「トヨトミ」や「アラジン」のストーブも冬キャンプにおすすめ
その他、キャンプ仲間が実際に使用しているストーブのご紹介です。
1.「トヨトミ・レインボー RB-250 W」
キャンパーに大人気の「トヨトミ・レインボー」。ストーブ上部にファンを置くことで、上に上がる温まった空気をテント内に循環することができます。七色のやさしい炎に見た目も癒されますね。ソロ用テントであれば、充分に暖かくなるストーブではないでしょうか。
【「トヨトミ・レインボーRB-250 W」はこちら】
2.「アラジン・ポータブルガスストーブ SAG-BF01-R」
こちらもデザインが可愛いと好評なアラジンのガスストーブ。「DOD」の「ライダーズバイクテント」というソロワンタッチテントの前室で使用していましたが、寝室まで暖かさも十分でした。
【「アラジン・ポータブルガスストーブ SAG-BF01-R」はこちら】
冬キャンプ用ストーブ選びに必要な観点を押さえて、暖かく快適なアウトドアを楽しもう!
いかがでしたでしょうか?冬キャンプ用ストーブは、「暖かくなること」「テントの大きさに合うこと」「持ち運びが可能かどうか」の点から選ぶと、失敗しにくいのではないでしょうか。
インターネットでも購入できますが、実際に近隣のホームセンターなどで実物が見れるストーブであれば、実物を見て購入したほうが大きさもしっかり確認することができます。
ぜひご自身に合ったストーブを見つけてみましょう!
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