少し敷居の高い感じがする乗馬。しかし、乗馬クラブでは初心者のための体験会や、レッスンを行っているのをご存知でしょうか。馬との触れ合いや扱い方を学ぶことは、日常から離れ、心身ともにリフレッシュできるのでおすすめです。今回は、関東での体験乗馬ができる施設をご紹介します。

【初心者向け】乗馬体験の準備について 服装・レンタル用具・レベル別コース選びなど事前に確認しよう

初心者はインストラクターに引いてもらって乗馬しよう! 触り方や乗り方から学ぶコースがおすすめ

初めて馬に乗るという方は、まずは馬の触り方や乗り方をひと通り体験する乗馬か、インストラクターに馬を引いてもらう引き馬乗馬を申し込むと良いでしょう。間近で見る馬は想像以上に大きくて驚く半面、その繊細な性格と見る者を虜にする眼の優しさに心を奪われてしまうかも。

馬にやさしく声をかけながら人と同じようにコミュニケーションを取ってみましょう、きっとあなた自身に訴えるような、手ごたえを感じることでしょう。

画像: 引き馬乗馬イメージ画像

引き馬乗馬イメージ画像

初めての乗馬の服装はジーンズなど長ズボンで行こう ヘルメット・ブーツなどは大抵レンタルできる

いずれの乗馬クラブでも、体験の場合は、ヘルメットやブーツ、ライフジャケットなどの必要な備品は貸し出してくれる場合がほとんどです。(料金がかかる場合もあるので乗馬クラブで確認しましょう)

体験乗馬に出かける場合は、ジーンズなどの長ズボンを履いていくようにしましょう。ナイロン素材などの場合はお尻が滑りやすいのでおすすめしません。

関東の乗馬クラブによっては、襟のついた服、ひざ下まである靴下を指定される場合もあります。体験の申し込みの際に確認するとよいでしょう。

☆注)後述しますが、乗馬はクラブやスタイルによって服装や装備が変わってくる場合があります。

乗馬自体に体重制限はありませんが、馬によっては体重の上限を決めている場合もあります。心配がある方は確認することをおすすめします。

【乗馬スタイルは2種類】オリンピックに採用されている「ブリティッシュ」カウボーイの「ウェスタン」

一口に乗馬と言っても、大きく分けて2つのスタイルがあるのをご存知でしょうか。体験や初心者向けレッスンを受けて、乗馬を長く続けたい!という気持ちになった方は、どちらのスタイルで習得していくのか検討するとよいでしょう。

【ブリティッシュスタイル】英国貴族の嗜みを反映した乗り方

画像: 【ブリティッシュスタイル】英国貴族の嗜みを反映した乗り方

英国貴族のたしなみを反映した乗り方です。オリンピックの馬場馬術、障害飛越などの競技はこのブリティッシュスタイルです。公式競技の場ではジャケットを着用したり、(競技によっては)シルクハットを身につけたりすることが正装です。

日本における乗馬の歴史、競技大会の数や人口、競技場の問題など、さまざまな理由から、関東でも都心の乗馬クラブはブリティッシュ馬術を指導している方が多いです。

【ウェスタンスタイル】牛追いのカウボーイのスタイルを反映した乗り方

長距離を移動したり、牛追いのカウボーイのスタイルを歴史的背景とした乗馬方法が基本にあり、正装はジーンズにテンガロンハット、ウェスタンブーツと西部劇に代表されるようなイメージの乗馬です。

ウェスタンスタイルには馬術がない!と思っている方も多いと思いますが、ウエスタンにも馬術競技は存在します。ブリティッシュスタイルとは少し毛色は違いますが、その世界でポピュラーなものといえば「レイニング競技」(馬が地面を滑ったり、クルクルと回ったり...と、馬が自然にそうやっているように見えるのが高得点につながる競技)があります。

また、騎乗者のテクニックを競う「ロデオ競技」(馬に乗って牛を追い詰めたり、暴れ馬に乗ったり...)など様々あります。アメリカやカナダでは大変人気でプロとして生計を立てている人もいるぐらいです。

ロデオ競技の一種「チーム ローピング」

ロデオ競技の一種「サドル ブロンコ ライディング」

鞍(サドル)に大きな違いがある! ブリティッシュ・ウェスタンスタイルの違い

ブリティッシュとウエスタンはスタイルの他にも決定的に違うのが「鞍(サドル)」です。

同じスタイルでも、競技によっても微妙に違いはありますが、一般的にウエスタン鞍は、前方にホーンと呼ばれる出っ張った部分(グリップが付けられている)があるのが特徴。さらにブリティッシュ鞍に比べ、全体的に大きく重い丈夫な作りになっています。

(例)ウエスタンスタイルのサドル

(例)ブリティッシュスタイルのサドル

2つの異なるスタイルがわかったところで、実際に体験乗馬してみて、イメージとは違う新たな感動や非日常を味わっていただきたいと思います。

それでは関東にある初心者でも気軽に楽しめる乗馬クラブをご紹介します。

【ファミリー必見の乗馬クラブ】都心にあり、100年の歴史を誇る「東京乗馬倶楽」 ポニー無料体験も

東京乗馬倶楽部 ☆ブリティシュ

東京乗馬倶楽部は大正10年に設立された歴史ある乗馬クラブです。体験を終えて、もっと乗馬をやってみたいという方は、レベル別のレッスンをはじめ、元オリンピック監督の本格的なレッスンを受けることができます。

関東の中では子どもや障がい者のための乗馬にも力を入れており、併設している渋谷区ポニー公園では時期の決まりはあるものの、ポニー乗馬が無料で体験できるので、家族でのおでかけにもおすすめです。

画像: ポニーイメージ画像

ポニーイメージ画像

東京乗馬倶楽部を初めて利用する場合は、20分の乗馬体験をすることができます。馬の触り方や乗り方だけではなく、歩かせたり止めたり、馬の動かし方についても教わることができるので、乗馬の面白さを体感するよいきっかけになるでしょう。

引き馬乗馬はインストラクターに馬を引いてもらいながら場内を歩くもの。子ども(10歳から乗馬可能)や障害のある方でも、サイドウォーカーという、騎乗者がバランスを崩したりしないようサポートしてくれるスタッフも別にお願いできるので安心して楽しむことができます

施設名 東京乗馬倶楽部
所在地 東京都渋谷区代々木神園町4-8
電話番号 03-3370-0984
定休日 月曜日

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