「おぎやはぎのハピキャン」(メ~テレ制作)のシーズン7(2019年10月23日(水)初回放送)に登場する折りたたみ式ナイフ「オピネル」はフランスのナイフブランドです。安価ですが携帯性に優れ、使うほどに味が出るのでキャンパーにも人気です。そんなオピネルナイフの基本的な使い方と、サビ防止の黒錆加工についてご説明します!

オピネルナイフとは?

画像1: Photographer 吉田 達史 番組「おぎやはぎのハピキャン」より

Photographer 吉田 達史

番組「おぎやはぎのハピキャン」より

木製のハンドル(持ち手)と、折りたたみ式のブレード(刃)。一部例外はございますが、日本国内で多く使用されているのはこのタイプです。

見ての通り、至ってシンプルなナイフです。ブレードはカーボンとステンレスの2種類が販売されておりますので、用途によって選びましょう。

カーボンブレードの特徴は、切れ味がよく、研ぎやすいが錆びやすい。

ステンレスブレードの特徴は、切れ味はカーボンほどではなく、研ぎにくいが錆びにくい。

カーボン製はとても錆びやすいので、お手入れ必須。使ったらすぐに水分を拭き取らないと錆びます。ある程度適当に扱えるのはステンレスですが、こちらも木製ハンドルは濡らさないようにするなど注意が必要です。

オピネルナイフのサイズ選び

オピネルナイフは様々な大きさが販売されておりまして、最小の刃の長さは約34mmです。

画像1: 【動画あり】育てる楽しみ!オピネルナイフの扱い方、研ぎ方、黒錆加工! ハピキャン シーズン7
OPINEL(オピネル) OP00065 No.2 キーチェーン ナイフ / ステンレス
最小サイズ、No.2のオピネル。 閉じた状態で約46mmのとても小さなナイフです。
全長:80mm 刃長:34mm(刃体の長さ:3.4cm) 重量:8g
素材:Sandvik 12C27 ステンレス鋼 ハンドル:ブナ
Made in France
※ブレードのロックはありません。
¥ 1,080
2019-10-09 16:32

No.2という数字が付いておりまして、基本的に数字が大きくなるほどサイズが大きくなります。No.13が最大で、刃の長さは約225mmです。

画像2: 【動画あり】育てる楽しみ!オピネルナイフの扱い方、研ぎ方、黒錆加工! ハピキャン シーズン7
オピネル OPINEL ステンレススチールナイフ No.13 皮紐 122136
¥ 13,500
2019-10-09 16:45

これだけ大きいとナタのように薪を割ったりするのに使えなくもないですが、折りたたみナイフですので、ブレードの背を叩いて薪を割る「バトニング」などは得意とは言えません。

オピネルナイフはブレードの厚さも薄めなので、日本のキャンプシーンでは調理に使われることが多いです。

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

私は店頭で実際に握ってみて、No.10(刃長約10cm)が一番しっくりきました。ハンドルを握った感触が一般的な包丁に近いので、あまり違和感なく使えます。

手の小さい人は小さいものを選ぶと良い!ということもなく、使いやすいサイズというのは人によって異なります。あまり刃が小さすぎてもストレスになりますし、大きすぎてもキャンプに持ち出す携帯性が損なわれます。No.7からNo.10が妥当なところじゃないかと。

画像3: 【動画あり】育てる楽しみ!オピネルナイフの扱い方、研ぎ方、黒錆加工! ハピキャン シーズン7
OPINEL(オピネル) ステンレススチール #7 41437 【国内正規商品】
約7cm 素材:ステンレス鋼・正当な理由なくこの商品を携帯することは法令により禁止されております。・18歳未満の方はこの商品を購入しないようお願いします。
¥ 2,000
2019-10-09 17:10

オピネルナイフの扱い方

画像1: 筆者撮影:ロック状態

筆者撮影:ロック状態

まず折り畳んだ状態、ブレードが出てこないようロックがかかっています。ハンドル末端の金属リングをつまんで、回してみましょう。

画像1: 筆者撮影:ロック解除状態

筆者撮影:ロック解除状態

上の写真のように、ブレードが根元まで露出しました。これがロックが外れた状態で、刃を引き出すことができます。

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

ブレード側面に溝が掘ってありますので、爪を引っ掛けて持ち上げます。

画像2: 筆者撮影:ロック解除状態

筆者撮影:ロック解除状態

ブレードとハンドルがまっすぐになりましたら、金属リングを回してロックをかけます。

画像2: 筆者撮影:ロック状態

筆者撮影:ロック状態

ブレードが畳まれる方向を、金属リングで塞ぐことでロックをするという仕組みです。このロックがかかっていないと、使用中にいきなりブレードが折り畳まれてしまい、怪我をする恐れがあります。

小型サイズ以外には、このロックが付いていますので忘れずに回しましょう。

日常のお手入れ方法

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

天然木のハンドルは水分を吸って膨張すると、刃の出し入れがしにくくなってしまいます。極力濡らさないように、洗う時は刃を下に向けて洗いましょう。

使用後はすぐ洗い、水分もキッチンペーパーなどですぐに拭き取ります。特に錆びやすいカーボンブレードの場合、徹底してください。

刃が出せない・刃がたためない!こんな時の対処法

根本的にはハンドルが水分で膨張している可能性があるのですが、キャンプ中に使おうとして発覚すると、急に乾燥できるわけでもありませんし動きを良くする油もありませんよね。

そういったトラブルの回避方法になります。

刃が出ない時は、柄のお尻を打ち付ける

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

テーブルの角などに、ハンドルの末端をコンコンと打ち付けましょう。少しずつブレードが出てきまして、つかみやすくなります。

ハンドルが割れるほど強く打ち付けすぎないように注意です。

ハンドルが畳めない時は、台などを使う

新品のナイフは、湿気などと無関係に固いです。安易に分解して隙間を削ってしまうと、後々ゆるくなりすぎてしまいます。根気強く使って育てましょう。

どうしても固くて畳めない時。まず基本的なことですが、ロックがかかりっぱなしになっていないか確認しましょう。

画像: 筆者撮影:良い例

筆者撮影:良い例

ブレードの背をテーブルなどに当てて、ハンドルを持ち上げるとテコの原理で小さい力で畳めます。ハンドルを持つ手は、絶対にブレードが畳まれる溝の上には置かないように気をつけます。

これでも全く動かない時は、ブレードの背をテーブルなどにコンコンと打ち付けてみてください。少し動けば、あとはテコの原理でも畳めるようになるはずです。

画像: 筆者撮影:悪い例

筆者撮影:悪い例

こちらは悪い例。ブレードが畳まれる方向に指があるので、このまま畳むと指が切れます。使用中は皆さん割と気をつけて使うと思うのですが、開く時と畳む時も怪我をしないよう注意してください。

オピネルナイフの研ぎ方

画像: 筆者撮影:購入直後のカーボンブレードNo.10

筆者撮影:購入直後のカーボンブレードNo.10

購入したばかりのオピネルナイフはそれほど切れませんので、研ぐことで切れ味を増します。この記事では砥石を使った研ぎ方をご紹介します。カーボンブレードはもちろん、ステンレスも同じ研ぎ方です。

研ぎ方はネットで見られるだけでも色々ありますし、私は決してプロの研ぎ師ではありません。一つの例として、ご覧ください。

画像4: 【動画あり】育てる楽しみ!オピネルナイフの扱い方、研ぎ方、黒錆加工! ハピキャン シーズン7
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【両面砥石】文字通り両面が使える砥石です。1000の文字が入った赤い面では、サビを落としたり、切れ味を上げたりします。4000の文字が入った白い面ではで表面をならしたり、光らせたりします。4000の面で研げば切れ味が抜群となります。
【使用感】底面にあるゴム足は滑り止めゴムで着脱可能です。収納はもちろん滑り止めですので非常に快適に包丁を研ぐことが可能です。
【サイズ】サイズは180x60x30mmです。 コンパクトな...
¥ 1,998
2019-10-09 18:42

砥石はAmazonなどで1,000円~2,000円ほどで購入できます。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

まずは砥石に、たっぷり水を吸わせます。水を張った洗面器にでも沈めてください。

画像: 筆者撮影:砥石

筆者撮影:砥石

この砥石は1000番と4000番の面がありますので、1000番の方を使います。4000番は目が細かい仕上げ用です。

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

刃を少し起こして、一定の角度を保ちます。反対の指でブレードを砥石に押し付けるようにして、往復させて研ぎます。おおよそ砥石表面から15~20度、持ち上げる感覚です。

画像1: オピネルナイフの研ぎ方

刃は砥石に対して一定の角度を保つことが重要です。この角度を維持したまま、刃を砥石にこすりつけて研ぎます。砥石が削れてカスが出てきますので、水で洗い流しながら研ぎます。

画像2: オピネルナイフの研ぎ方

上の図は極端に書いていますが、研いでいるうちに刃がめくれて「かえり」ができます。これができるまで、繰り返します。

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

かえりの有無は指で刃の背中方向、上の写真ですと上から下へ撫でると、ひっかかる感覚がありますので分かります。逆向きに撫でると手が切れますので、注意しましょう。

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

場所をずらしながら、先端の方も研いでいきます。先端や刃がカーブしているところは研ぎにくいですが、頑張りましょう。

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

片側全体にかえりが付きましたら、ナイフを裏返しにして反対の面を研ぎます。こちらもかえりができるまで研ぎましたら、もう一度ひっくり返して下さい。最初に研いだ面を研いで、かえりを削り取ったら終わりです。

画像10: 筆者撮影

筆者撮影

研ぐ頻度は使用回数にもよりますが、毎日使うとしても月に1回ぐらい。切れない刃物は扱いにくく、逆に怪我にもつながりますので、切れなくなってきたな~と思ったら研ぎましょう。

面倒と言えば面倒ですが、自分で手をかけたナイフは愛着もひとしおでしょう。

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