そもそもの疑問。なぜパンダ?

Photographer 吉田 達史:パンダの生みの親・こいしゆうかさん
テントがパンダの形をしているわけではないので、「どうしてパンダという名前なのか?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
女子キャンパーである以前にイラストレーターであるこいしゆうかさんが、自身のブログなどでパンダのキャラクターをよく描かれていました。単にそれだけです。
もしかしたらパンダのように皆に愛される存在になってほしいとか、そういった思いも多少こもっているかもしれません。しかし基本的には深い理由は無くて、なんとなくかわいいから。そんなゆるい感じです。深く考えずにいきましょう。
完売も!現行のPANDAは、大きく分けて2種類ある
PANDA

画像出典:Tent-Mark Designs(リニューアル前の旧PANDA)
オリジナルの「PANDA」発売は、2014年。鮮やかな赤いとんがりテントは、開発者であるこいしゆうかさんの提唱する女子キャンプの火付け役となりました。19,800円と手頃な価格でありながら、見た目の可愛さと高い機能性で、ジリジリと人気が出ていった印象です。
最初は赤のみでしたが、後に緑や白といったカラーバリエーションも加わっています。これにより、女性のみならず男性ユーザーの取り込みにも成功しました。
メインストリームの「PANDA」は2019年夏にリニューアル。現在(2019年9月20日)店頭やネットショップで購入できるのは、こちらです。リニューアルして何が変わったかは、また後ほど。

PANDA TC

画像出典:Tent-Mark Designs
www.tent-mark.comもうひとつのパンダは2017年に発売された、その名も「PANDA TC」です。PANDAよりもサイズが一回り大きくなって、TC素材を使用しております。落ち着いた色合いと、大きめサイズも相まって男性にも大人気。現在は入手困難な状況です。
「おぎやはぎのハピキャン」に登場したのは、こちらの「PANDA TC」になります。
TC素材はポリエステルとコットンの混紡素材で、通気性が良く、焚き火の火の粉で穴が開きにくいなどの特徴があります。しかし重量は5.44kgと重くなってしまっているので、背負って歩くのは少々厳しく、主に車で移動する方向けです。

ツーリングやソロオートキャンプに相性抜群のモデル
フロア面積を有効に使える270cm×270cmサイズの四角錐型モノポールテント。標準装備のメッシュインナーは従来のモデルに比べて天井高+20cm。フロアは山岳用マットが2枚並べて敷ける広さです。フライシート&インナーテントでダブルウォールテントとして、フライシートのみでシェルターとしても使用可能。フライシート&インナーテントには前後にドアを配置。前室に道具を置いた状態でも出入りが容易で、観音開きのドアは風通しも良好。天頂部にテント内の換気を促すベンチレーターを配置。インナーテント上部に、ヘッドランプや小物の収納に便利なメッシュポケットを配置。