こんにちは、みーこパパです!私はファミリーキャンプとソロキャンプ、両方をやっておりますが、火起こしは大体ライターと着火剤などで簡単に済ませてしまいます。番組「おぎやはぎのハピキャン!(メ〜テレ制作)」のヒロシさん登場回では、こういった文明の利器を使わない方法で火起こしをしておりました。以前に焚き火全般については触れておりましたが、今回はヒロシさん流の「着火」について掘り下げていきます。

※ ヒロシ登場回の番組ロケ密着記事はこちら

番組でおぎやはぎさんが挑戦したファイヤースターターを使った火起こしとは?

画像1: 「おぎやはぎのハピキャン」より Photographer 吉田 達史

「おぎやはぎのハピキャン」より
Photographer 吉田 達史

まずはこちら、麻ひもとファイヤースターターを使う方法。おぎやはぎさんをはじめ、ヒロシさん以外の出演者さん達は、こちらの方法で火を着けておりました。ファイヤースターターというのは、マグネシウムなどの棒を金属で勢いよくこする事で、火花を飛ばす道具です。

飛ばした火花は麻ひもや枯れ葉やティッシュなど、燃えやすいものに移して炎にして、それで小枝を燃やして炎を大きくします。細く燃えやすい小枝から、太くて火持ちが良い薪にどんどん炎を移していくことが基本になります。

画像: 筆者撮影・SOLファイヤースターター マグストライカー

筆者撮影・SOLファイヤースターター マグストライカー

ガスライターなどは気温が低い日や高地などでは中々火が着きにくいのですが、この方法は気温や標高に左右されないというメリットがあります。

デメリットとしては、ご想像の通りガスライターと着火剤を使う時よりも時間がかかるという事ですね。私も家族で行くキャンプでは、時間が無いので使いません。モタモタしていると奥様に怒られてしまいます。

時間が余りがちなソロキャンプですとか、家族で行くキャンプでも子供に火起こしの方法を教えるなどであれば、出番はあります。何人かで着火のプロセスをワイワイ楽しむのも楽しいですね。

画像: 筆者撮影・麻ひもをほぐしたもの

筆者撮影・麻ひもをほぐしたもの

火花を大きく炎にするために必要となる、燃えやすいもの。上の写真は、麻ひもをほぐして細い糸のようにした物です。これはとても燃えやすい反面、数秒で燃え尽きて灰になりますので、これだけで火を着けようとするならば量が多く必要になります。

ティッシュなども使えますが、灰になった際に飛びやすいので、風のある時などは注意が必要です。

画像2: 「おぎやはぎのハピキャン」より Photographer 吉田 達史

「おぎやはぎのハピキャン」より
Photographer 吉田 達史

こちらは杉の枯れ葉と、小枝です。キャンプ場に落ちている、なるべく乾いたものを拾って使います。これも燃えやすく、焚き火スタートの焚き付けに最適です。

麻ひもは数秒で燃え尽きますが、これらの枯れ葉や小枝は数十秒火持ちしますので、麻ひもだけで火を着ける場合に比べて細い薪に火を移しやすいです。

他には松ぼっくり、牛乳パック、新聞紙などが焚き付けに使えます。どれも無ければ薪はあると思いますので、細く削り割って使ってください。

これがヒロシ流!チャークロスを使った火起こし術を徹底解説!

画像3: 「おぎやはぎのハピキャン」より Photographer 吉田 達史

「おぎやはぎのハピキャン」より
Photographer 吉田 達史

ヒロシさんが行っていた着火がこちら。火打ち石と火打ち金を使う方法です。角が鋭く尖った硬い石が、火打ち石に適しています。

河原などなら落ちている石を探して、ハンマーで割って鋭くしても良いですが、Amazonでも手に入ります。確実に手に入れるなら、事前に注文しておきましょう。

火打ち金はさすがに落ちていません。もし落ちていたら誰かの落とし物ですので、管理人の方に届けてあげてください。

画像4: 「おぎやはぎのハピキャン」より Photographer 吉田 達史

「おぎやはぎのハピキャン」より
Photographer 吉田 達史

火打ち石には火口(ほくち、着火の火種になるもの)を重ねて持ち、反対の手に持った火打ち金の角と打ち擦ります。叩くのではなく、擦って火花を飛ばします。まずはこの火花で、火口を燃やすというのが第一段階です。

ヒロシさんが火口にしているのは、チャークロスという炭化した布です。自分でも作ることができますので、後ほどご紹介します。

画像5: 「おぎやはぎのハピキャン」より Photographer 吉田 達史

「おぎやはぎのハピキャン」より
Photographer 吉田 達史

火口に火が着いたら、杉の枯れ葉を重ねて、息を吹いて炎を移します。つけ木という硫黄を塗った木を使う方法もありますが、キャンプ場なら麻や枯れ葉があれば十分です。

画像6: 「おぎやはぎのハピキャン」より Photographer 吉田 達史

「おぎやはぎのハピキャン」より
Photographer 吉田 達史

メラメラと炎が上がれば一安心。小枝、小割の薪、太い薪とだんだん燃やす木材を太くしていきます。一連の流れを覚えてしまえば難しくありませんが、風が強かったり、雨が降っていると難しくなります。

番組内でヒロシさんも、着火を何度も妨害されていましたね(笑)。途中で中断すると、火口が燃え尽きて消えてしまうので、初めからやり直しです。

火口となるチャークロスの作り方をご紹介

火口となるチャークロスは、焚き火をしながら簡単に作れますので、やり方をご紹介します!

画像: 筆者撮影・コーヒー保存缶

筆者撮影・コーヒー保存缶

まずはフタが閉められる缶。素材はスチールがベストです。アルミだと、火力が強すぎた時に穴が開きます。私は100円ショップで、コーヒー豆を保存するスチール缶を用意しました。お菓子の空き缶なども良いと思います。

画像: 筆者撮影・ネコ柄コットンクロス

筆者撮影・ネコ柄コットンクロス

続いて、綿100%の布。これも100円ショップで買いました。帆布ぐらいの厚みがあります。ポリエステルなど化繊が混じっていない、綿100%を選びましょう。

私がネコ好きだからネコの絵が書いたものにしたんですが、よくよく考えたらネコを自らの手で燃やさなくてはいけないというキリシタン踏み絵のような状況。

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

断腸の思いで、ネコの布を缶に入れてフタをします。さらばネコちゃん...!

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

フタに1つ、小さな穴を開けておきます。大きさ1mmぐらい、ごく小さくて大丈夫です。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

焚き火に缶を入れて、火あぶりにします。火力は中火ぐらい。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

ほどなくして缶に開けた穴と、フタの隙間から煙が出てきます。この煙が止まるまで、燃やし続けます。煙だけじゃなく炎も出ますが、気にしなくて良いです。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

焼きムラができないよう、時折ひっくり返して全体を燃やします。やけどしないよう、手袋や火ばさみを使いましょう。もうこのぐらいになると、ネコがどうとか忘れています。

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

煙が止まったら、火から下ろします。布の量に比例しますが、今回は時間にして30分ぐらいでした。芝などに直接置くと焦げますので、ステンレストレーに載せて冷まします。

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

十分に冷ましたら、チャークロスの出来上がりです!全体が黒ずんでいますね。うっすらとネコの模様が見えます。厚みが無い布だと、この時点でボロボロ崩れてしまいます。

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

炭化してもろくなっていますので、手でも簡単にちぎることができます。使う分だけ少しずつ、ちぎってください。1度の使用で3~4cm四方もあれば十分かと。

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

今回は火打ち石と火打ち金が無かったので、ファイヤースターターで使ってみました。火花を受け止められる位置に持って擦ります。

画像10: 筆者撮影

筆者撮影

わずか一擦りで、いとも簡単に燃えだしました!燃えている赤い部分が、ジワジワ広がっていきます。これが風でも全く消える気配はありません。火口としてとても優秀です!

息を吹きかけると赤い部分の温度が上がりますので、焚き付けとくっつけて空気を吹いてあげることで、焚き付けに炎が移ります。

自作するためのキットも売っています。缶は火にかけると真っ黒いススだらけになってしまいますので、保管・持ち運び用にもうひとつ缶を用意しておいても良いですね。

火起こしもキャンプの楽しみの一つ

画像7: 「おぎやはぎのハピキャン」より Photographer 吉田 達史

「おぎやはぎのハピキャン」より
Photographer 吉田 達史

ちょっと手間はかかりますが、その手間をあえて楽しむのがヒロシさん流の火の起こし方です。

焚き火を街の中でやると問題になりますが、キャンプ場なら堂々とできます。焚き火が目的でキャンプをするという方も多数いらっしゃるほどですので、ぜひ今回のような原始的な火起こしも体験してみて頂きたいです。

ファミリーキャンプで初めての挑戦ですと、失敗した際に家庭不和の元になりかねませんので、ライターと着火剤なども念の為用意しておくことをおすすめします(笑)!

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番組放送のお知らせ

「おぎやはぎのハピキャン」
 放送 :毎週水曜日 深夜 0時59分〜
 再放送:毎週土曜日 深夜 3時45分〜
 テレビ朝日系列メ〜テレ(東海地区)地上波にて放送予定
※毎週水曜日深夜3時よりGYAO!にて2週間無料配信

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