「谷川岳(たにがわだけ)」という名前をご存知でしょうか。群馬県と新潟県の県境に位置し、日本百名山のひとつにもなっている登山者に人気の美しい山です。コースがバラエティに富んでいることとロープウェイも設置してあることから、初心者から上級者まで季節を問わず毎年多くの登山者が訪れています。今回はそんな谷川岳の無雪期中級者向けコースを登頂したレポートをお届けします。

歩きながらの絶景! 谷川岳の魅力は、中腹まであるロープウェイ&日本一のモグラ駅

私が今回谷川岳を選定したのは以下の3つの魅力が理由です。

歩きながら広大な景色を堪能できる

やはり登山するなら欠かせないのがその広大な景色ですよね。山に行けばずっと見晴らしのいい景色が見えると思っている方はいませんか?

もちろん、見晴らしの良い景色が見える「スポット」は頂上や中腹などに点在しますが、歩きながらそんな絶景を楽しめる山は実はそれほど多くありません。谷川岳は尾根を歩くコースが多いため、「歩きながら絶景」を楽しめるのが大きな魅力ですね。

ロープウェイがある

人気の山には頂上や中腹までのロープウェイが整備されている場所もあります。谷川岳もその一つで、中腹まではロープウェイがあります。それを利用すると登山の選択肢は広がります。

初心者なら往復ロープウェイを利用することで、歩くのはロープウェイ終点から頂上までの往復で済みます。また、行きと帰りどちらか利用するといった活用もできるため、メンバーのレベルやその日のスケジュールに応じた調整ができることがメリットです。

日本一のモグラ駅がすぐそばに

「日本一のモグラ駅」と聞いてピンと来る人はあまりいないかもしれませんね。そんな異名をもつ「土合駅(どあいえき)」がこの谷川岳登山口の近くにあり、観光スポットとして寄ってみるのもおすすめです。その異名の所以はまた後ほど触れていきますね。

さて、そんな魅力に惹かれ、今回谷川岳の登山に挑戦して参りました。ではコースレポートに参ります!

中級者におすすめの登山ルート 西黒尾根&ロープウェイコース

今回私たちが挑戦したのは以下のルートです。上記公式HPのマップをご参照ください。

土合口駅~西黒尾根~トマノ耳~オキノ耳(頂上)~トマノ耳~肩ノ小屋~天神平駅~ロープウェイで土合口駅まで下山

登りは西黒尾根経由で歩き、帰りは途中からロープウェイで下山するルートになります。下山でロープウェイを利用したものの、休憩含め6時間超かかるルート(個人差あり)なので、何度か登山経験のある方におすすめです。

実際に同行したほぼ初めての登山というメンバーは、終盤クタクタで疲れ切っており、休憩多めにしてなんとか下山しました。登りの西黒尾根も鎖のある岩場が何カ所かある険しい道で、高所が苦手な人は少し怖いかもしれません。もちろん、登山靴でないと危険ですし、手もグローブがあったほうが安心です。

続いてルートを解説します。

画像: 筆者撮影(土合口駅~西黒尾根にて)
筆者撮影(土合口駅~西黒尾根にて)

土合口駅から登り始めると最初はうっそうと茂った森の中をしばらく歩きます。まだ序盤は道もさほど険しくなく、木の陰で直射日光が遮られ、快適にサクサク登れます。

しかし、ここで調子に乗って飛ばしすぎると後半に体力を失ってしまうので、どんな山でもそうですが、最初はメンバーとゆっくり話しながら登るイメージがいいですね。

画像: 筆者撮影(西黒尾根にて)
筆者撮影(西黒尾根にて)

しばらく登ると見晴らしのいい尾根にでます。もう既に絶景が広がり、ここだけでも来た甲斐があったと思えるほどです。

しかも、その後はほとんど見晴らしのいい尾根を登っていくため、谷川岳の醍醐味とも言える「歩きながら絶景」を楽しめます。

画像: 筆者撮影(トマノ耳にて)
筆者撮影(トマノ耳にて)

しかし、絶景を楽しむのも束の間…こんな険しいクサリ場もありますので、十分お気をつけて。三点支持の基本をしっかり守り、鎖を過信しすぎないようにしましょう。また、一つの鎖を2人で掴まないように一人一人順番にゆっくり登りましょう。

画像: 筆者撮影(オキノ耳にて)
筆者撮影(オキノ耳にて)

そして、ついに頂上へ。頂上での景色は格別です! これは写真では伝わらない苦労して登った人のみが感じる美しさですね。ここで食べるご飯も最高です。頂上のスペースは結構広めなので、ここでご飯をとるといいでしょう。

そして、帰りはまた天神尾根で絶景を堪能しながら、ロープウェイ天神平駅まで下山し、その後はロープウェイで登山口まで下山して登頂終了です。

【谷川岳 基本情報】

  • 標高:1,977m
  • 無雪期:7~10月
  • ロープウェイ:有
  • 駐車場:有

土合駅は日本一のモグラ駅! 地下鉄までの階段の段数は462!

画像1: 筆者撮影(土合駅にて)
筆者撮影(土合駅にて)

谷川岳を十分に楽しんだ後は近くの土合駅に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

「日本一のモグラ駅」との異名を持つこの駅は地下鉄なのですが、驚くべきは地下鉄までの階段の段数です! その数なんと462段!

写真でもわかると思いますが、もはや先が見えません…まるで異世界につながっているのではないかと思わせるその長さ。私は挑戦する元気はありませんでしたが、ご興味を持った方は是非トライしてみて下さいね。

画像2: 筆者撮影(土合駅にて)
筆者撮影(土合駅にて)

地下鉄から上がってきた猛者へのねぎらいのメッセージを発見。登ってきた人にはとても染みる言葉かもしれませんね。

ロープウェイだけでも十分楽しめる谷川岳の景色! 登山する場合はしっかり装備を整えよう!

画像: 筆者撮影(谷川岳にて)
筆者撮影(谷川岳にて)

さて、谷川岳登山レポートいかがでしたか? その美しい景色を歩きながら存分に満喫できる谷川岳、是非おすすめです。登山はちょっと厳しい、という方はロープウェイで途中までいくだけでも十分景色を楽しますよ。

登山にチャレンジする方はしっかり装備を整えて、万全な体調で行きましょうね。それにいざという時のために登山計画書の提出も忘れずに! では、安全には気を付けて楽しい山旅を。

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