海釣りでは、特に、エサ、糸、仕掛けなど直接釣りをする上で必要となるものからゴミがでます。つい“まぁ~いいか~”と軽い気持ちで放置して帰る釣り人もなかにはいますが、環境に悪いだけでなく周囲の人に迷惑をかけることになりますので、絶対にやめましょう! 特に初心者の方々はどんなゴミが出るのか、想定できないこともあるかと思います。今回は、海釣りの際に気をつけるべきマナーやゴミ処理の対策と便利グッズを紹介していきます。

【マナー①】撒き餌で釣り場が汚れたら、水で汚れを落とすべし! ウォーターバッグが便利でおすすめ

画像: 【マナー①】撒き餌で釣り場が汚れたら、水で汚れを落とすべし! ウォーターバッグが便利でおすすめ

堤防や岸壁などのサビキ釣りで集魚のために行うまき餌は、釣果を上げるうえでとても効果が高いのですが、エサ籠に入れたエサ(アミエビなど)が海中で拡散するため、籠の中身はすぐカラになります。

そこで、何度もエサを詰める作業を繰り返すため、釣り人があちらこちらで海へと、エサ籠を落として沈ませる光景をよく見ます。

《サビキ釣り》
エサを入れるカゴと疑似餌針がたくさんついた仕掛けを使って釣る方法。
海にそれらを沈めることで、エサ籠に入っていたアミエビなどのエサが、
籠から海中に広がり、魚が集まってきたところを擬似餌ハリで釣る仕組み。

《仕掛けとは?》
多々種類がありますが、疑似餌針(ルアー)、ウキ、重り、エサ籠など
魚に合わせ作られた道具のこと。

特に初心者の場合、エサ籠を海中に入れる=エサが無くなる=すぐ補充して海へ再投入...という動作を繰り返す結果に。そうすることで気づかぬうちにエサ籠に入ったアミエビなどが、地面や手すりに付着して、釣り場の景観を損ねることに。

それだけでなく、次の人が不快な思いをすることになりかねません。そうならないように、ウォーターバッグなどを持っていき、釣りをした後はエサを水で洗い流すのがマナーです。

そこで持ち運びにもかさ張らない便利な商品をご紹介します。

CARRY ALL BEFORE ONE 折りたたみウォーターバッグ

ウォータータンクやウォーターバッグは自宅で水を入れて持っていく方法がありますが、荷物が増えるだけでなく車のトランク内で中身がこぼれてしまう恐れがあるので、できれば現地で調達するのがおすすめ。

ハードタイプのウォータータンクだと荷物がかさばります。その点、ソフトタイプのウォーターバッグは薄くコンパクトに畳める優れモノですので持ち運びに非常に便利。さらに透明のため不純物や汚れがすぐわかり繰り返し洗って使えることからも清潔に保てます。価格はAmazonで1,200円前後です。

シマノ バッカンブラシ(BB-011A)

また、散らばったまき餌は水洗いだけではきれいにならないこともあります。そんな時は、釣り具メーカーのシマノからまき餌専用のブラシ「シマノ バッカンブラシ(BB-011A)」が発売されているので、そちらをあわせて併用すると効果的です。CARRY ALL BEFORE ONE 折りたたみウォーターバッグ

【マナー②】釣り糸のゴミを片付けよう! 糸くず処理は初心者、達人問わず釣り人の重要なマナー

釣りのゴミとして取り扱いに困るのが釣り糸。糸をハサミで切っていると、いつのまにか地面に散乱し、発見しずらいせいもありそのままにしてしまいがちです。これを放置すると、仕掛けを取り替えたりするときに切った糸を拾ってしまい、絡まってしまう恐れがあります。

誰かが放置した糸のせいで、せっかく買った仕掛けがダメになるのは残念ですよね。糸ゴミの処理は釣りを楽しむうえでは重要なマナーです。帰り際に道具の置き忘れがないかを確認するとともに、散らばった糸くずをゴミ袋などに入れて必ず持ち帰るようにしましょう。

スマートに糸くずを収納できる便利なグッズもあります!

第一精工 (DAIICHISEIKO) 糸クズワインダー--

釣り糸の長さを調整するためにカットした糸はゴミになりますが、釣り場で捨てるのはもちろんマナー違反。だからといって、釣り具ケースに入れると糸が散乱して作業の邪魔になってしまう…そんなジレンマを解消してくれる便利グッズが糸くずワインダー。

スリットから糸くずを入れてワインダーを回すだけでケース内に糸くずを収納できます。ワンタッチでふたを開閉できるので、釣りが終わった後にゴミ箱に中身を廃棄するだけでOK。

サイズは約8.4×2.3cmと非常にコンパクト。ポケットに入れておけるので、必要なときに取り出しやすい点もグッドです。価格はAmazonで400円前後。手ごろなお値段で海釣りのマナーを改善できるアイテムですね。

【マナー③】釣り針によるケガ防止! 発泡スチロールやスポンジに巻き取り使えなくなった仕掛けを管理

糸が絡まって使えなくなった仕掛けをゴミとしてポイ捨てしてしまう方がいるようですが、他の釣り人の仕掛けに絡まるのはもちろんのこと、他人や動物に針が刺さる可能性があるので大変危険です。

しかし、海釣りがはじめてだと仕掛けの管理の仕方もわからないもの。おすすめの管理方法は、発泡スチロールやスポンジなどに巻き取る方法です。針の先端を素材に刺すことで、誰かに刺さる危険性を減らせます。

専用のアイテムもありますので、万全の注意をして安全対策を心がけてください。

第一精工 (DAIICHISEIKO) カラースポンジシート

海釣りの際に管理が難しいのが仕掛け。そのまま道具ケースに収納すると、次回道具を取り出すときに、針が刺さってケガをすることがあります。それを防ぐためにおすすめなのがスポンジシート。

ただの発泡スチロールやスポンジと異なり、一定間隔で溝が刻まれています。そのおかげで、仕掛けの糸を溝にひっかけながらクルクル巻いて固定が可能。また、糸が長い仕掛けに対応できるように、長い辺のほうにも溝が用意されています。

このスポンジシートの特に便利な点が、針をスポンジにさせるところ。針の先端を露出させずにすむため、道具箱の中で手に刺さる可能性を最小限に抑えられます。また、専用のケースもついているところもうれしい。

海釣りを始めたばかりで仕掛けが少ないうちは、箱の中に入れておくとさらに安全に管理できます。価格はAmazonで1,000円前後です。

便利グッズでエサ・糸・仕掛けの管理を徹底! 海釣りマナーを守って他の人に迷惑をかけないように!

画像: 便利グッズでエサ・糸・仕掛けの管理を徹底! 海釣りマナーを守って他の人に迷惑をかけないように!

海釣りにおいて出すつもりはなくてもエサ、糸、仕掛けなどがゴミとなってしまうことがありますが、大切なのは後処理や釣り人ひとりひとりのマナーです。知らないからと言って“ついうっかり”では済まないこともあります。他の人に迷惑をかけてしまうだけでなく、トラブルのもととなったり...。今回ご紹介したアイテムを参考にしながら、マナー向上のためにぜひ役立ててください。

This article is a sponsored article by
''.