アウトドアの大人気アイテムである、トランギア(trangia)の「メスティン」。購入後は、儀式とも呼ばれるシーズニング作業が推奨されています。「鋳物でないメスティンをシーズニングする必要があるのか? 」 「そのまま使っても問題ないのでは? 」 という疑問を耳にしますが、今回はその必要性と手順を、愛用している筆者がご紹介します。

メスティンをシーズニングする理由は、焦げ防止のため アルミ臭を取り除き、変色も防ぐ

アウトドア用語の「シーズニング(seasoning)」には、「鉄製の鍋を使う前に油をなじませて慣らす」という意味があります。ただし、メスティンはアルミ製。「じゃあ、シーズニングする必要はないのでは? 」と思いますよね。

実際、そのまま使うこともできますが、メスティンはクッカーのようにアルマイト加工(皮膜加工)されていないため、シーズニングをして膜を張ってあげないと底が焦げ付く恐れがあります。そのため、アルミ製であってもメスティンにはシーズニングが欠かせないのです。さらに、シーズニングによってアルミ臭を取り除き、変色も防ぐことができます。

また、シーズニングと共に、使用前にやっておきたい準備がもうひとつ。メスティン本体と蓋のフチは鋭利で、バリ(不要な突起部分)が残っていることもあります。そのままにしておくと調理や食事の際に怪我をする場合もあるので、シーズニングの前に取り除きましょう。

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メスティンのシーズニング前にするバリ取りは、紙ヤスリで! 軍手をはめれば、怪我の心配なし

購入したばかりのメスティンは、本体と蓋のフチのバリを取って滑らかにするため、ヤスリがけをしましょう。ヤスリは紙ヤスリの#400番~#1000番がおすすめで、数字の大きい方が目が細かく、仕上げ磨きに適しています。まずは荒めの紙ヤスリでバリを取ってから、#1000番の紙ヤスリで仕上げるとよいですが、少しでも削り傷を付けたくない場合は最初から#1000番の紙ヤスリで丁寧に削っていきます。

バリ取り時は怪我をしないよう軍手をしましょう。フチまわりをヤスリがけし、ざらつきを感じなくなったら終了です。

メスティンのアルミ臭や変色を防ぐ方法は、シーズニングを米のとぎ汁ですること

メスティンのシーズニング作業で定番なのが、米のとぎ汁を入れて火にかけるという方法です。とぎ汁のほかに野菜くずを煮込んだり、牛乳やお茶を利用する人もいます。煮込んだ後は捨ててしまうので、筆者は米のとぎ汁や野菜くずをおすすめします。

メスティンが入るくらいの鍋にとぎ汁を入れて沸騰させ、メスティンを入れて15分ほど煮ます。大きい鍋が無い場合は、メスティンの中にとぎ汁をいれて煮ても良いですが、この場合はメスティンの内側のみしか皮膜できないので注意です。

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