キャンプの醍醐味として欠かせない焚き火。暖や調理用として利用したあとは、きちんと片付けることが大切です。しかし、鎮火は思いのほか時間がかかるもの。撤収時間が予定より遅れる経験をした方もいるのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが「火消し壺」です。この記事では、おすすめの火消し壺に加え、焚き火の後始末で意識すべきポイントも紹介しています。キャンプで焚き火を楽しみたいと考える方は、ぜひ参考にしてみてください。

【焚き火の後処理】キャンプ中の焚き火の後始末のポイントを紹介! 

焚き火の後始末で困らないよう、まずは焚き火の扱い方を確認しておきましょう。

焚き火後始末のポイント1:薪を燃やしきる!

キャンプ中の焚き火は、すべての薪が灰になるようにしましょう。燃やしきってしまえば、後片付けが楽だからです。焚き火の途中は火が弱くなったら薪を足すという作業を繰り返し、帰る1時間前には薪を足すのをやめるようにすれば、多少時間の前後はあるもののすべての薪を灰にすることができます。

焚き火後始末のポイント2:しっかりと鎮火させる!

炭となった薪は、しばらく熱を持ち続けます。「消えたと思ったところから煙が出ていた」という経験談も珍しいものではありません。炭が残ってしまった場合は手で触れる状態になるまで冷ますようにし、確実に鎮火していることを確認してください。

焚き火後始末のポイント3:万が一を想定しておく!

焚き火をするときは、周囲に燃え移ってしまう可能性も考えておかなければいけません。引火しそうなものを離しておいたり風向きに注意しておいたりするだけでなく、万が一燃え移ったときの消火方法も準備しておきましょう。ちなみに消火方法としては、水をかける以外に土や砂をかける方法があります。

画像: 焚き火後始末のポイント3:万が一を想定しておく!

焚き火の炭の後始末の注意点を紹介! キャンプ場のルールを事前に確認しておくと◎

キャンプ場やアウトドア先で焚き火の後始末をするときは、事前にルールを確認しておきましょう。

焚き火後始末の注意点1:「キャンプ場」で焚き火をする場合

炭の廃棄場所が決められていたり、灰を埋めることが禁止されていたりと、キャンプ場にはそれぞれにルールが決められています。ルール違反をしてしまったばかりに焚き火が制限されることもありえるので、パンフレットをチェックしたり管理人に問い合わせたりするなどして把握しておくことが大切です。

焚き火後始末の注意点2:川や池といった「水源の近く」で焚き火する場合

近くに水があることで油断してしまいがちですが、川や池の近くは風の影響が大きくなりやすいため、焚き火の後始末は徹底して行わなければいけません。特に石を並べてかまどを作った場合は、隙間に入り込んだ炭や熱せられた石にも意識を向けておく必要があります。後始末では十分に水をかけて鎮火し、残った炭はすべて持ち帰るようにしましょう。

焚き火後始末の注意点3:周囲に「水源がない」場所で焚き火する場合

周囲に水源がない場所では、炭を残さないことを第一に考えましょう。炭が残ってしまうと鎮火のために水を大量に消費するため、基本的には灰になるまで待つようにしてください。また、炭や灰を埋める行為は火事の原因となりますので、十分に注意してください。

山火事を起こしてしまうと過失であっても森林法違反となり、50万円以下の罰金が課せられる可能性もあります。炭が残ったときは、火消し壺を利用して鎮火させる方法が確実でおすすめです。

画像: 焚き火後始末の注意点3:周囲に「水源がない」場所で焚き火する場合

焚き火の後始末に役立つ「火消し壺」とは? 消化時間の短縮に繋がる!

火消し壺とは、名前の通り火を消してくれる入れ物です。火のついた炭や薪を入れて蓋をすると、密閉されたことにより酸素が絶たれ、消火されるという仕組み。消火時間を短縮できるだけでなく、火の消えた炭は消し炭として次回のキャンプにも使えます。

焚き火は水をかけて消火する方法もありますが、地面が水分を含んでドロドロになったり、水蒸気がモクモクとあがったり、焚き火台を使っている場合は変形したりすることも。しかし火消し壺なら、地面や周囲を汚すことなく片付けができるので、後始末も楽になり撤収時間を短縮できます

簡単に使用でき、焚き火の後始末もスムーズに行える火消し壺。一つあると便利なアイテムですが、素材や大きさは各メーカーによって違います。適当に選ぶのではなく、自身に合わせた火消し壺を選びましょう。

画像: 焚き火の後始末に役立つ「火消し壺」とは? 消化時間の短縮に繋がる!

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