キャンプは基本的に外で楽しむアクティビティなので、季節や場所によってはケガや病気、虫刺されなど、思わぬトラブルが起こることもあります。ですから現地でトラブルに対応できるよう準備をすることはとても大切ですね。今回はキャンプ中に起こりやすいトラブルへの対処方法を経験と共にご紹介いたします。あくまでも専門医ではございませんので、気になる点などは病院で相談してください。

迅速な応急処置を心掛けて、救急セットを忘れずに

キャンプ中にケガや病気などのトラブルに遭った時は、迅速な応急処置を現地でできるかどうかが重要になります。自然の中で楽しむキャンプでは、ナイフや包丁でケガをしたり、知らない内に虫に刺されて痒みや痛みを伴うこともあります。

筆者は木の下でキャンプをした際に毒蛾の毛が刺さり、その後、猛烈な痒みと痛みに襲われました。その他、調理中の油はねや、蚊に刺されて痒くて眠れないなど、応急処置用の薬を持っていれば対処できたのに…ということが何度かありました。

虫によるトラブルへの対処法

虫よけスプレーや蚊取り線香などを使用して未然に防ぐことも大切ですが、虫刺され用の薬はぜひ携帯しましょう。キャンプなどのアウトドアで遭遇しやすい虫と現地での対処法を挙げてみます。

【蚊】

蚊には種類があり、それぞれに特徴があります。体が大きくて縞模様が特徴のヒトスジシマカや、夜になると耳元でプーンと不快な音を発するアカイエカなどが有名です。

痒みは蚊の唾液によるアレルギー反応によって起こります。蚊に刺されたときは、患部から蚊の唾液を絞り出し、掻かずに虫刺されの薬を塗布します。蚊に刺された痒みはぶり返すことがあるので、時間をおいて何度か塗布してください。

【毒蛾】

毒蛾が厄介なのは、目に見えない毒針が風に乗って皮膚に付着してしまう点です。筆者はこれにより被害を受けました。毒蛾の幼虫がいることに気付かず、木の下にテントを張ってしまったのです。毒蛾の幼虫はツバキやサザンカ、サクラの木などにいることが多く、夏場に増えるので、その周辺は避けましょう。

筆者が毒蛾に刺されたことに気付いたときは、調べて、粘着テープなどで毒針毛を除去し、冷水で患部を洗い流す応急処置をしました。しかし、すぐに医者に診てもらうことを強くオススメします。

【マダニ】

愛犬や愛猫と一緒にキャンプに行くという人もいますね。自然の中では犬や猫、もちろん人もマダニに咬まれることがあります。マダニは草むらなどに生息し、皮膚に咬みつき吸血します。痛みも痒みもないため、気付かない人もいるのですが、マダニにはSFTFというウイルスを持つものもいるので、咬まれたら早めに対処することが肝心です。

犬と散歩をした後はマダニが付いていないか確認し、万が一咬まれてマダニが大きくなっていたら、無理に剥がさず速やかに病院に行きましょう。無理に剥がすとマダニの一部が皮膚に残ってしまう恐れがあります。

【蜂】

秋に最も攻撃的になるスズメバチ。筆者が最も苦手とする虫の代表です。筆者は足長蜂もスズメバチにも刺されたことがあり、熊蜂に追われたこともあるので怖くて仕方ありません。また、スズメバチによく似たアブが車の周りに集まり、車から降りることができずキャンプ地を変えたこともあります。

筆者が過去に蜂に刺されたときには、応急処置として、まず患部から毒を絞り出して薬を塗布し、その後患部を冷やしました。注意点としては、患部には口を付けず、爪で絞り出すか、専用の道具を使いましょう。しかし、慣れていないとどうやるか分からないかと思いますので、一刻でも早い病院での対応をオススメします。

NEW エクストラクター ポイズンリムーバー 強力型
【おすすめポイント】患部から毒を速やかに排出できる優れもの

有毒生物に刺されたり咬まれたりしたときは、現地での迅速な応急処置が必要です。特にアナフィラキシーショックやアレルギー反応が起こる可能性のある人は、速やかに体内から毒素を排出しなければなりません。

もし、自分で何でも対処できる!ということでしたら、専用のポイズンリムーバーという商品を準備しておきましょう。この製品は傷口の大きさに合わせて6カップの中から選べるので、蚊などの小さな刺し口や、ヘビなどの大きな咬み口にも対応ができます。価格は1,900円〜3,000円前後です。

傷を作ってしまった時の対処

ナイフや包丁でうっかりケガをしてしまった、転んですり傷ができてしまったというときは、まず患部を流水で洗い流しましょう。その後に絆創膏や水薬などを塗布します。絆創膏は様々な用途に使えるので必ず常備しましょう。

さらにバトニングや薪集めなどでトゲが刺さることもあるので、毛抜きをセットにしておくと良いですね。また、焚き火や調理中にヤケドをしてしまった場合は、氷ではなくバケツなどに溜めた水で患部を冷やします。ヤケドの場合は、十分に冷やすなど現地での応急処置の早さが大切です。

熱中症は気付かないことも

筆者は昨年、初めて熱中症にかかりました。しかも家の中で、夜風に当たりながらお茶を飲んでいたにも関わらず…です。突然吐き気に襲われ救急車で搬送されました。筆者の症状以外にも、めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら熱中症のサインだと忠告されました。

お医者さんから聞いた話では、ちょっとでも怪しいなと思ったら、すぐに涼しい場所に移動して、できれば衣服を脱ぎ、身体を冷やして体温を下げるようにするといいとのこと。また、身体を冷やす場合、おでこではなく、太めの血管が通っている脇の下や、首の横を冷やすのが効果的といわれました。吐き気の症状が出ていなければ、水ではなくスポーツドリンクを飲んで、水分と塩分の補給をしましょうとのことでした。意識が朦朧とする場合は、冷やすより先に救急車を呼ぶなどの緊急対応が必要ですよ。

危険は常に身の周りにある

画像: 危険は常に身の周りにある

虫やケガが怖いからアウトドアは止めよう…ではなく、危険やトラブルは何処にいても起こり得ます。そんな時、現地での応急処置や対処法を知っているかどうかが重要になります。アウトドアでの経験は日常生活でも役立つので、覚えていても損はありませんよ。

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